宇部市立図書館と学びの森くすのきは、28日からインターネット予約申し込みによる図書などの貸し出しを、職員や利用者同士が接触しにくいドライブスルー方式で再開した。27日に開かれた第16回の市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決まった。 3月4日から臨時休館中の両館には、市民から予約した本の貸し出しができないかという要望が多く寄せられていたことから、ドライブスルー方式での貸し出しを検討。25、26の両日に受け渡しの準備ができている図書について予約者に連絡を入れ、同方式を試験実施した。 2日間の利用者は市立図書館が161人、学びの森くすのきが22人。貸出冊数は両館で521冊。その結果は会議で報告され、安全面について一定の確認が得られ、市民にも好評だったことから再開を決めた。 予約は図書館ホームページから行う。貸し出しは自動車での来館が原則で、駐車場に設置された専用レーンに車を入れ、受け渡し区