2012年8月8日に米国図書館協会(ALA)が“Ebook Business Models for Public Libraries”というレポートを公表しました。これは、ALAのデジタルコンテンツと図書館ワーキンググループ(DCWG)が作成したもので、現状の電子書籍環境の一般的な特徴や動向、電子書籍ビジネスにおける制約等について概要をまとめたものとなっています。 また、レポートでは、電子書籍のどのようなビジネスモデルであっても備えるべきとする3つの機能として、市販される全ての電子書籍タイトルは図書館でも利用できるようにすること、図書館が購入した電子書籍を他の電子書籍プラットフォームに移行したり、無制限に貸出ができるような権利を含めた選択肢を図書館が持てるようにすべきこと、電子書籍の発見可能性を高めるため、出版社から提供されるメタデータやマネジメントツールに図書館がアクセスできるようにする
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