県立図書館(水戸市三の丸)は、1900年代初頭から1950年ごろに録音された音楽などの「歴史的音源」が聴けるサービスを23日から開始した。 「歴史的音源」は、「歴史的音盤アーカイブ推進協議会」が国内で製造されたSP盤や金属原盤などに収録された音楽や落語、歌劇、演説などをデジタル化したもの。同館によると、「憲政の神様」といわれた尾崎行雄の「演説 普通選挙について」(コロムビア、1928年)や「潮来音頭」「磯節」など、約2万6000点を聴くことができるという。 利用時間は1回30分(時間延長は最長2時間)。複製やダウンロードは不可。問い合わせは県立図書館(029・221・5569)まで。【杣谷健太】