まえがき 『私はこの「六然」を知って以来、少しでもそうした境地に心身を置きたいものと考えて、それとなく忘れぬように心がけてまいりましたが、実に良い言葉です。まことに平明でしかも我々の日常生活に即して活きています。』 リスト 自処超然 … 自ら処すること超(ちょう)然。自分自身に関してはとらわれないように。処人藹然 … 人に処すること藹(あい)然。人に接するには穏やか・和やかに。有事斬然 … 有事には斬(ざん)然。事があるときは愚図愚図しないで活き活きと。無事澄然 … 無事には澄(ちょう)然。事なきときは水のように澄んだ気で。得意澹然 … 得意には澹(たん)然。澹は淡と同じ。得意のときはあっさりと。失意泰然 … 失意には泰(たい)然。失意のときは泰然自若。 あとがき まえがきを含めて『運命を創る』より。六然は「りくぜん」と読みます。六然訓とも。「…」以降の解説は本文からの編集・引用です。処人
「八雲」式英語の講義とは 富山でノートの写し見つかるハーンの授業を書き写した中土義敬氏のノート。腕や手のイラストもある=富山大学付属図書館 ラフカディオ・ハーン=富山大学付属図書館提供 【大坪実佳子】明治の文豪、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲、1850〜1904)が、熊本の第五高等中学校(現・熊本大学)で英語教師をしていた時代の授業を書き写したノートが見つかり、富山大学付属図書館(富山市)などが翻訳、一冊の本にまとまった。ハーンの熊本時代の記録はほとんど残っていないとされ、研究者は貴重な資料と評価している。 本は「ラフカディオ・ハーンの英語教育」。3月末に出版された。ハーンは1891年から3年間、熊本で英語教師をしており、生徒だった倫理学者の故友枝高彦氏が書き写したノートが基になっている。 ハーンの英語教育を広めるために出版しようと、友枝氏のノートを教え子が写し、それを出版社「北星堂」の創
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