県立図書館(新潟市中央区)の2012年度の貸出冊数が、開館した1915年以来最多の43万456冊となった。こども図書室の開設や音楽配信サービスなどが奏功した。 貸出冊数は、08年度の14万2313冊から約3倍に増加。11年度に過去最高を記録した入館者数は微減の46万3767人となったが、一人当たりの貸出冊数が増えた。 同図書館は、県内の市町村で図書館の整備が進んだことなどが要因で入館者、貸出冊数ともに低迷していたが、08年度から、30歳代の子育て世代の利用者を増やす取り組みを開始。こども図書室を設けたり、クラシックやジャズなどの音楽配信サービスも始めた。 12年度には、郷土資料のコーナーや閲覧室の入り口に5か所の展示コーナーを設置。上杉謙信や山本五十六など、本県が生んだ偉人に関する本を並べたところ、郷土資料の貸し出しが前年に比べ約2700冊増えたという。 同館の上村陽子副館長は「狙いがうま
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