栃木県那須地方の山村に「弘子文庫」を訪ねた。 弘子文庫は、スクリプター(撮影記録係)の梶山弘子さんが、映画の台本をはじめ、映画製作にあたって集めた膨大な資料を収めている私設の映画図書館だ。事務室などと表示のある小部屋には、書籍やビデオテープ、写真などが「HISTORY&WAR(歴史と戦争)」「CINEMA(映画)」と分類され、ぎっしりと詰め込まれていた。たぶん待合室だろうと思われる広めの部屋で「どれでも好きなのに座って」と勧められたのはディレクターズ・チェア。映画監督が撮影現場で座るいすだ。ここはかつて町立の診療所だった。 「仕事のために集めた資料は増えるばかりだったが、捨てたり売ったりする気はなかった。ここを見た瞬間、まず、それらを広げて整理し、勉強する場にできると思った。それに、映画屋が後輩のために残せること、映画界への恩返しも考えた」 スクリプターは圧倒的に女性が多い。その仕事は、脚
更新:2013年12月13日 講演会「東京国立博物館の蔵書の流れと浅草文庫」 企画展「かつて浅草にあったコレクションたち」にちなみ、東京国立博物館の創立に深く関わる、「浅草文庫」の様々な蔵書のお話をしてもらいます。日時 2014年1月25日(土曜)午後2時から3時30分対象・定員 中学生以上 50人(応募者多数の場合は抽選)場所 生涯学習センター 301研修室 講師 佐々木利和氏(北海道大学教授)申込方法 参加希望者1人につき往復はがきを1枚、往信には「浅草文庫講演会希望」と氏名・郵便番号・住所・電話番号、返信にあて先を記入。1月10日(金曜)必着図書館員によるリレー・トーク「台東図書館のあゆみ」 かつて旧三筋町にあった台東図書館の魅力をリレー方式で講演します。日時 2月16日(日曜)午後2時から3時30分対象・定員 中学生以上 40人(応募者多数の場合は抽選)場所 生涯学習センター 50
更新:2013年12月13日 台東区ゆかりの文学コーナー企画展 台東区南部、広域地名である「浅草」には、かつて「浅草文庫」と名付けられた文庫が複数存在しました。本企画展では、かつての国立図書館「浅草文庫」や台東区台東(旧三筋町)にあった台東図書館など、浅草にあった図書館を紹介します。期間 平成25年12月20日(金曜)から平成26年3月19日(水曜)まで場所 中央図書館2階 郷土・資料調査室内 ゆかりの文学コーナー開館時間 月曜から土曜 午前9時から午後8時まで 日曜と祝日 午前9時から午後5時まで休館日 毎月第3木曜日(館内整理日)、12月31日(火曜日)~1月2日(木曜日)関連講座「専門員によるスライドトーク」 企画展の展示内容について、専門員が見どころを解説します。日時・会場 平成26年1月10日(金曜)・2月13日(木曜) (1)午後2時~ 生涯
柏崎市内の文化施設3館が博物館の要件を満たしていないにもかかわらず、18年もの間、県教育委員会が博物館として登録していたことが17日、分かった。今月になって登録を取り消した。担当する県教委文化行政課は、「お恥ずかしい話……」としている。 取り消されたのは柏崎市青海川の「痴娯(ちご)の家(や)」「同一庵藍民芸館」「黒船館」で、取り消しは3日付。 同課によると、3館はそれぞれの財団法人が設置者として博物館法による登録を受け、私立の扱いだったが、実際は公立だった。公立の場合、設置者は自治体の教育委員会でなければならないが、柏崎市だった。登録に伴う補助金支出などはなかったという。 3館は1995年、「柏崎コレクションビレッジ」として同じ敷地内に開館。同年の登録時に、当時の関係者がミスに気付かなかったとみられる。今年3月、痴娯の家の財団法人が解散を申請した際、同課が書類を確認して気付いた。 同ビレッ
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