静岡県は、JR東静岡駅南口にある県有地に、県立中央図書館を中心とした公的機能と民間事業者による活用部分を組み合わせた新たな施設の整備を目指している。そこで、施設への導入が可能な民間機能や適切な事業手法などについて、広く民間事業者から意見や提案を求めるサウンディング型市場調査を実施する。調査は8月20日、21日に実施。参加申し込みは8月8日までだ。 事業地となる県有地はJR東静岡駅南口の駅前にあり、広さは約2万4300m2だ。道路を挟んだ東側の隣地には、コンベンションホールや劇場などからなる県立複合文化施設「グランシップ」がある。県有地は現在、グランシップの駐車場として暫定利用されている。この2万4300m2の敷地のうち約1万6000m2を施設の建設エリアに、残りの8000m2を広場や緑地、駐車場エリアとすることを想定している。 新たに整備する施設のコンセプトは「文化力の拠点」。県立中央図書