“桃鉄”の愛称で知られる人気すごろくゲーム「桃太郎電鉄」に、教育版があるのをご存じだろうか。「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」(以下、桃鉄 教育版)の名称で2023年初頭から学校教育機関に無償提供しており、ユーザーID発行数(導入数)は2024年8月末時点で1万校を超え、そのうち小学校は5000校を突破。これは全体の25%を超える数字になる。
令和になって不登校が増えているという。不登校の集計データについては「過去とは統計の取り方が変わった」「学校側が隠ぺいせずに報告するようになった」などさまざまな見解があるものの、データ上は「令和の不登校は増えている」という結果がある。 一方、筆者がeスポーツの取材を続けていくなかで、保護者から「子どもがeスポーツをきっかけに学校に行くようになった」という話をちらほらと聞くことがあった。そこで今回、「eスポーツが子どもの不登校解消に役立っている」という仮説に基づき、「eスポーツの甲子園」と位置づけられる『STAGE:0』の会場で保護者を取材した。 令和の不登校事情 小中学生の不登校は30年間増加 まずは不登校事情について整理をしておこう。 小中学生の不登校児童生徒数は過去30年間にわたって増加傾向にあり、特に中学校で急増している。2023年度には約30万人の不登校が確認され、前年度から22.1
桃鉄はどのように教育現場で活用できるのか。「桃太郎電鉄 教育版」をテーマにした教育者向けセミナーをレポート ライター:丸谷健太 KONAMIが2023年に学校教育機関への無償提供を行う予定の,「桃太郎電鉄」シリーズの教育機関向け作品「桃太郎電鉄 教育版 〜日本っておもしろい!」(以下,「桃鉄 教育版」)。2022年12月18日,コナミクリエイティブセンター銀座のesports銀座studioにて,「第1回 桃鉄 教育祭り!」と題された教育関係者向けのセミナーが行われた。 「桃鉄 教育版」のプロデューサーを務める岡村憲明氏や,現役の小学校教諭で,エデュテイメント※プロデューサーとして「桃鉄 教育版」の制作に関わる正頭英和氏らが登壇。実機の映像や実際に使用された例を通し,作品の内容や教育の現場での活用方法などが紹介された。 ※“遊びながら学ぶ”という,教育(Education)と娯楽(Ente
株式会社80&Companyの教育の専門家組織「Cross Education Lab.」は、「Cross Education Lab.」が運営する教員向け教材プラットフォーム「TOUCH+」にて、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの人気ゲームタイトル『桃太郎電鉄』を授業にしたアクティブラーニング教材“地理×ゲームづくり 小学校で楽しく学ぶ!桃鉄の授業"の提供を開始したことを発表した。 「桃鉄の授業」は、累計販売本数300万本突破した人気ゲーム『桃鉄』を題材に、オリジナルのすごろくづくりに挑戦することで、地理の知識はもちろん、自ら考え学ぶ力をつけることができるアクティブラーニング教材だ。 ストーリー性の教材で、プレイヤー(生徒たち)はゲームクリエイターとして働く社員として「まちの魅力が伝わるすごろくを作る」ためにチームでミッションをクリアしながらすごろくの完成を目指す。ただすごろくを
イマジニアは9月27日、『英検スマート対策』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、12月8日に発売するという。価格はパッケージ・ダウンロード版ともに税込4378円。 『英検スマート対策』は、英検対策ソフトだ。英検とは実用英語技能検定と呼ばれる検定試験で、英語の技能をはかる。単語やリーディングにリスニング、あるいはライティングなどもあり問題の種類の幅の広さがひとつの特徴。技能水準としては2級なら高卒程度、準1級なら大学中級程度、1級ならば大学卒業程度といった難易度に設定されている。こう書くと簡単に見えるが、上の級になると合格は難しい。2015年に公表されていた合格率データとしては、準2級が36.7%、2級が26.4%、準1級が16%、1級が12%とクリアするのは容易ではない。事前勉強が必須で、そのための『英検スマート対策』だというわけだ。 『英検スマート対策』で
コナミデジタルエンタテインメントは9月15日、「桃太郎電鉄」をテーマに教育分野で活用する取り組みとして、ブラウザ版「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」(教育版桃鉄)の制作を発表。2023年から学校教育機関へ無償提供を始める。 「桃太郎電鉄」は、1988年の第1作発売以来、30年以上にわたって展開されているボードゲームシリーズ。プレーヤーが鉄道会社の社長となり、日本全国を巡って物件を買い集め、資産額日本一を目指すという内容となっている。 制作は、このゲーム性が地理や経済に興味を持つきっかけとなったという声が数多くあったことを受けてのもの。学校などの授業で活用できるよう、ウェブブラウザやタブレットなどでプレイが可能なものとなっている。また、多くの教育機関が導入できるよう、無償での提供を予定している。
「勉強ばかりしてないで、ゲームしなさい」――。12月20日、新聞の全面広告に載った挑戦的なキャッチコピーが注目を集めています。しかも掲載されたのが、「ネット・ゲーム依存症対策条例」が施行されている香川県の地元紙「四国新聞」と、なおのこと挑戦的。なぜこのような広告を掲載したのか、出稿の狙いを聞きました。 あえて香川の地元紙へ出稿 広告主は、“ゲームのオンライン家庭教師”「ゲムトレ」(公式サイト)。トレーナーによるゲームプレイの指南を通じて、考え方や集中力、コミュニケーション能力を鍛えるとするWebサービスです。 一見するとひねくれたようにも見えるキャッチコピーは、実は「『勉強ばかりしてないで、ゲームしなさい』と言われる未来があるかもしれない」という文の一部。続く一節で、かつては毒とされていた小説が今日では市民権を得ているように、「ゲームへの認識も変わりうる」とする意図が示されます。 「勉強ば
ホーム ニュース 長年失われていた幻のワケアリ「シム」シリーズ『SimRefinery(シム精製所)』が公開、誰にでも遊べるように Maxisといえば、言わずと知れた『シムシティ』『シムズ』といったシミュレーションシリーズを生み出した開発スタジオだ。現在はエレクトロニック・アーツに買収され一部門となっているが、現在でもシリーズにはMaxisのロゴを見ることができる。現在でこそ揺るぎない栄光の記憶とともにその名が語られるスタジオだが、処女作『シムシティ』大ヒット直後のラインナップはかなり混沌とした様相を呈していた。『シムアース』、『シムアント』、『シムファーム』、『シムコプター』等々。とにかく「シム」を冠したタイトルが乱立し、先立っての成功を追いかけようという意欲に満ちていた。そうした中で、シリーズのコアなファンでも『SimRefinery(シム精製所)』の名を知っているマニアは少ないことだ
元ネトゲ廃人に聞いた話から、抑圧されて育つことの危険性を考察する漫画が反響を呼んでいます。作者はイラストレーターのよねはらうさこ(@yoneharausako)さん。 ネトゲ廃人の人たちに共通していたのは…… これまでにネトゲ廃人から立ち直った人数人と出会ったというよねはらさん。いずれも大学1年間をゲームに費やしたり、部屋から出ないときがあったりと重度の依存状態になった人でした。彼らに共通していたのは「ゲーム禁止家庭に育った」こと。抑圧されることによって、むしろ憧れが強くなり、親の手を離れた瞬間に爆発してしまったのです。 ゲームに触れてこなかったために、距離感が分からず没頭。「触れちゃいけない」とタブー視することはかえって興味を引くことになりかねないし、相手が子どもでも何かを抑圧するのは心にとってよくない、とよねはらさんが彼らの話から思ったことをつづり、ほどよい距離感を知ることが大事と結ん
ゲームをすべて排除していいのか ――小宮山さんはゲーム好きの子どもに「ゲーミフィケーション」を勧めていますね。ゲーミフィケーションとは、遊びや競争など、人を楽しませて熱中させるゲームの考え方や仕組みを用いてやる気を引き出し、行動などを活発化させるもので、一般社会にも広がってきています。 何がゲームで何がゲーミフィケーションか、その切り分けは難しいですが、教育や子育ての場面となると、強い拒否反応を示す親も少なくなさそうです。「ゲーム=悪」「ゲーム=敵」だと。 小宮山:そう思っている親御さんも多いかもしれませんね。ただ、それで片づけていいのかなという思いはあります。 私、子ども時代はゲーマーだったんです。小学生の頃にファミコンが流行った世代で、ファミコンをやりすぎて故障して2台目を買ってもらうほどハマっていた時期がありました。そういう経験をふまえて誤解を恐れずに思い切って言うと、子ども時代に何
最初に炎上したときは、3DSを破壊したことにイラッとしつつも、他人の家庭の事情だしわざわざ首を突っ込むのもおとなげないなーと思ってスルーしてたが、ちょっと看過できない感じになったので少し首を突っ込むことにした。 まずは、本件の経緯説明から。 ※本記事ではいらすとやさんのイラストを使用しております。非常に便利で素敵なイラストが多数掲載された素晴らしいサイトです。 登場人物 バイオリニストの高嶋ちさ子さん(俳優の高嶋政宏・政伸兄弟のいとこ)、長男(9歳)、次男(6歳) 教育熱心な高嶋ちさ子さんは、子供たちにゲームで遊ぶ時間などのルールを決め、それを順守させていた。 だが、長男がゲームで遊んではいけないはずの金曜の夜に、宿題を終えていない状態で3DSで遊んでいることが発覚。 高嶋ちさ子さんは「怒り狂い」、ニンテンドー3DSを破壊してしまう。 さらに、チェロの練習をしなかった次男の3DSも破壊する
小学校低学年から高学年、そして中学生へ……。周囲に私学を受験する子も増える中で、わが子の成績や先々の進路がまったく気にならない親はいないだろう。どうすれば少しでもいい点が取れ、より上位の学校に進学できるのか。そもそも子どもにやる気を起こさせるには? 約25年にわたり学習塾を運営し、3000人以上の子どもを指導、成績向上に導いてきた石田勝紀氏は「心・体・頭のしつけ」をすることが重要と語ります。この連載では石田先生の元に寄せられた親たちのお悩みに答えつつ、ぐんぐん伸びる子への育て方について考えていきます。 ※石田勝紀先生へのご相談はこちらから 【質問】 【詳細画像または表】 初めまして。小6と、中2の男の子を持つ母親です。子どもが熱中するゲームのことでご相談です。うちの子たちは、毎日、勉強をせずにゲームばかりしていて、毎日3時間はやっていると思います。休日には5時間近くやることもあります
2015/5/23 今日、さまざまな教育論があふれているが、その多くは個人の経験に基づいたものであり、科学的な論拠に乏しい。では、教育には確たるエビデンスはないのか。そのひとつのヒントを与えてくれるのが、教育と経済を融合させた「教育経済学」だ。教育経済学の専門家である、プロピッカーの中室牧子・慶應義塾大学准教授が、データを駆使した科学的根拠に基づく独自の教育論を、全5回の連載でお届けする。初回は「ゲームが及ぼす教育の影響」について。 科学的な論拠に乏しい「教育論」 「子どもがゲームに夢中になっているんだけど、ゲームは子どもに悪影響なの?」 これは、私が子をもつ親である友人から受けた相談です。厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」によると、小学6年生の子どもは平日に1.1時間、休日には1.8時間をゲームに費やしているそうです。 これは少なからぬ時間ですから、お子さんをお持ちのご両親が心配され
「ノーゲームデー」はゲームを敵対視する教育的指導!?ここ数日インターネット界隈では、北海道教育委員会が呈した「ノーゲームデー」に関して、様々な議論がなされている。「またゲームという言葉のみの印象で敵対視しているのか」「ゲームとひとくくりにしているけれど、良いモノもあるしそうでないのもある。使い方次第でどうにでもなるものなのに」「ゲームをするから学力低下をするという、直接的な因果関係を立証することなく、ゲームに責任を押し付けるのはいかがなものか」とか。 だが語られ方があまりにも「過剰に炎上している」のを見るにつけ、一次ソースをたどると、巷で語られている内容の少なからずは誤解を基にしているものだった。一方で、「ノーゲームデー」の内容そのものにも、色々と考えさせられるものがある。子供が本当に必要だったものは何なのだろうか。 どさんこアウトメディアプロジェクト ノーゲームデー (北海道教育委員会)
子どもたちの学力の低迷はゲームのしすぎにも原因があるとして、道教委などは、毎月第1・第3日曜日は子どもたちがゲームをしない、「ノーゲームデー」とするよう呼びかけています。 道内の子どもたちの全国学力テストの成績は、全国平均を下回っていて、道教委は、長時間ゲームをする子どもたちが多く、家庭学習の時間がゲームに取られてしまっていることにも原因があるとみています。 このため道教委やPTAなどで作る実行委員会は、2月から、第1・第3日曜日を「ノーゲームデー」として、大人も子どももゲームをしないよう呼びかけることになりました。 また、第1日曜日にあたる2月1日には、ゲームをしないで親子で楽しんでもらうため、道内各地で、スノーラフティングや釣りなどを体験するイベントを開くことにしています。 道教委・生涯学習課の浅井真介課長は、「ゲームから離れることで、家族との団らんや友人との体験学習の時間が増え、望ま
子どもにゲームを買ってあげると何がまずいかなー、と考えるわけです。 で、例えば 「ゲームに夢中になって、お友達や親とのコミュニケーション不全になる」とか、 「ゲームをやり過ぎて目が悪くなる」とか、 「ゲームをやり過ぎて勉強時間や運動の時間が足りなくなる」とか、 そういう話がよく出るわけですよね。 その度に思うのが、いや、そこは叱れよと。やり過ぎだったら止めろよ、と。 確かにいますよね。ファミレスでとか、食事中とか、本来なら家族でコミュニケーションをとるべきタイミングで、ずーっとゲームしてる子とか。私自身も、そりゃないんじゃないの、と思うことはあります。 別にゲームに限った話じゃないんですが、子どもは楽しいことだったら当然夢中になりますよね。ちょっと夢中になると、自分では歯止めなんてききゃあしないわけです。 けど、同じくゲームに限らず、「今はそれをやるべきタイミングじゃない」というのは当然あ
朝日新聞 「ご両親は子供のゲーム機を偶然装って踏んづけて壊したっていいんです」 1 名前: ドラゴンスープレックス(北海道):2013/08/08(木) 15:08:11.19 ID:mmwzPHZQ0 朝日新聞「ご両親は、ゲームをしないよう説得しましょう。 極端に言えば、偶然を装って踏んづけて壊したっていいんです。」 https://twitter.com/kaguyan0/status/365312668405465089 記事全体画像 本日8月8日付朝日新聞朝刊20面 「今からできる!夏休み勉強法」という 特集記事です。 https://twitter.com/nachi_yanase/status/365327177652252673 朝日の記事(会員限定) http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201308070399.html 3 : エメラ
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