前回、絵を描く喜びを得るにはどうしたら良いのか、という点を描きました。それは、ある程度の手間と創意工夫の余地を残しつつ、いろいろな助けを活用することでした。 ところが対照的に、絵を描く喜びをことごとく奪い去ってしまうものがあるといいます。 それは、神話にちなんで、「シーシュポス条件」(sisyphic condition)と呼ばれています。絵を描く場合だけでなく、創作活動全般に関わる用語です。 作家アルベール・カミュは、シーシュポスの神話 (新潮文庫) で、シーシュポスの物語について説明しています。 神々がシーシュポスに課した刑罰は、休みなく石をころがして、ある山の頂まで運び上げるというものであったが、ひとたび山頂にまで達すると、岩はそれ自体の重さでいつも転がり落ちてしまうのであった。 無益で希望のない労働ほど恐ろしい懲罰はないと神々が考えたのは、たしかにいくらかはもっともなことであった。
『はるか夢の址』に雑誌・マンガの海賊版をアップロードした者、及びサイト運営者計9名が著作権法違反の疑いで逮捕された「まとめサイトの運営者が捕まっただけなんでしょ」と簡単に思ってはいけない。10月31日に、その摘発が大きく報道された「はるか夢の址」(以下、「はるか」)は、週プレもジャンプもずっと被害に悩んでいた、悪質かつ日本最大最悪の海賊版組織だった! 今回の摘発に深く関わった一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会の中川事務局長は、こう語る。 「月間1300万人ものユーザーが訪問する大規模のサイトです。私たちの調査では、1年間で「はるか」を通じてダウンロードされたマンガは約2億冊、被害額は約730億円にものぼると推測しています」 2億冊、730億という数字も酷(ひど)いが、以下の点こそが「はるか」の悪辣(らつ)さを象徴している。いずれも、本誌による関係者への取材や、報道を通して伝わっ
神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件を受け、政府は11月10日、関係閣僚会議を開いた。菅義偉官房長官は午前の会見で「犯行の経緯を徹底的に明らかにし、再発防止に努めるために政府一体となって対策強化に取り組みたい」と述べた。 関係閣僚会議で、菅官房長官は、(1)徹底した捜査による事件の全容解明と関係省庁による情報の共有、(2)自殺に関する不適切なサイトや書き込みへの対策の強化、(3)ネットを通じて自殺願望を発信する若者の心のケアの充実──を指示した。 年内をめどに再発防止策を取りまとめる方針だが、可能なものは取りまとめ前に実施するという。 「Twitter規制」? 記者会見で、菅官房長官は、 「今回の事件だが、被疑者がTwitterなど人目の届きにくいSNSを利用し、自殺願望を投稿するなどした被害者の心の叫びにつけ込んで殺害するという極めて卑劣な手口だとみられている」 「自殺に
政府、ツイッター規制検討=座間9遺体事件で年内に再発防止策 「座間市における事件の再発防止に関する関係閣僚会議」で、あいさつする菅義偉官房長官(左から3人目)=10日午前、首相官邸 政府は10日午前、神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件を受け、首相官邸で関係閣僚会議を開催した。年内をめどに再発防止策を取りまとめる方針で、ツイッターの規制なども検討する。直ちに実施できる対策があれば、防止策の取りまとめを待たずに採用する。 自殺助長の禁止明記=ツイッター社、9遺体事件受け 菅義偉官房長官は席上、「各閣僚がリーダーシップを発揮し、関係省庁連携の下に政府一体となった対策強化を行い、再発防止を徹底したい」と強調。菅氏は、(1)事件の全容解明と関係省庁の情報共有(2)自殺に関する不適切なサイトや書き込みへの対策強化(3)インターネットで自殺願望を発信する若者の心のケア対策の充実-を指示
中学3年生の15%が、「日本人だけど、日本語ができない」少し前になりますが、9月23日の東京新聞にこんな記事が掲載されました。 中学三年生の約15%は、主語が分からないなど、文章理解の第一段階もできていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。 また、基礎的読解力は中学では学年が上がるにつれて緩やかに上昇するが、高校では上昇しなかった。高校の教科書が理解できず、力が伸びていない可能性があるという。基礎的読解力と進学できる高校の偏差値との間には、強い相関があった。 (国立情報学研究所の)新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許など資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。 出典:東京新聞(2017年9月23日)「中3の15%、短文も理解困難 教科書や新聞で読解力調査」 全国調査で調
Blu-ray BOXにはアニメ本編に加え特典として、第1話先行上映会のダイジェスト映像や、キャラクターソングCD、オリジナルサウンドトラックも付属。BOXの特装箱は、赤松描き下ろしイラストが起用される。また封入特典としてブックレットと、赤松がイラストとデザインを手がける“パクティオーカード”5枚を用意。なおカードのうち1枚は、本作のアニメ化記の投票企画で1位となった宮崎のどかのイラストに決定している。 別冊少年マガジン(講談社)で連載中の「UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~」は、赤松の過去作「魔法先生ネギま!」の未来を舞台にしたバトルファンタジー。アニメはTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS11、tvkにて放送中。
大分県弁護士会は、同県北部の山間部の集落で母親の介護のためUターンした男性(68)が自治区への加入を認められず、行政広報誌の配布や行事の連絡も拒絶されるなど「村八分」のような扱いをされているとして、集落自治区に是正を勧告した。同会は「農村に残る明らかな村八分。男性に法的落ち度はなく人権侵害に当たる」としている。 勧告書などによると、男性は2009年6月に兵庫県から出身地の集落(男性を含め14世帯)に戻った。介護していた母親は11年12月に死去。男性は営農を始めたが、農地や水路整備のために国から交付される補助金の分配に疑問を抱いて市役所に問い合わせるなどし、集落内で13年3月ごろからトラブルになった。 自治区は同年4月に会合を開き、当時男性の住民票が兵庫県のままだったため「住民票がない」との理由で加入を認めず、広報誌の配布と行事連絡をしないことを決めた。男性は14年12月に住民票を兵庫県から
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