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ブックマーク / ascii.jp (141)

  • 蝉丸Pの法話に泣いた! ニコ動「動画供養」レポート (1/2)

    「蝉丸P」といえば、ネットで有名なお坊さんだ。 「リア住」(リアルな住職)や「僧職系男子」といったキャッチフレーズでも呼ばれる人物で、動画コミュニティーサイト「ニコニコ動画」では、仏具を使って音楽を演奏するという動画で知られている。今年1月には、ニコニコ大会議ツアーにも参加し、笑いを交えながら相手を敬愛することの大切さを説いて、お客さんの大喝采を浴びていた。 単に型破りだけでなく、人の心に響く知識が裏に控えているからこそ、蝉丸Pというキャラクターは多くの人を引きつけるのだろう。ちなみにASCII.jpでも過去にインタビューしたことがある。 17日、その蝉丸Pが参加するニコ動関連のイベント「動画供養」が都内で開かれた。個人的に蝉丸Pのファンとしてはぜひ行かざるを得ない!! ということで現場を取材してみたぞ! これは「絶対にニコニコしてはいけない供養」だ! 動画供養と聞くと、その名前から消され

    蝉丸Pの法話に泣いた! ニコ動「動画供養」レポート (1/2)
  • 「カタギでも音楽は出来る」 ニコ動・ペンプロさんの決意 (1/7)

    ここ一年で急激にブレイクした日の若手アーティスト(ユニット)のことを、2010年代になぞらえて「テン年代」の作家と呼ぶむきがある。動画サイト「ニコニコ動画」の作曲家、PENGUINS PROJECT(以下、ペンプロ)さんもその一人と呼ばせてほしい。 テン年代の作家に共通しているのは、90年代からゼロ年代にまたがる暗闇の時代を、それぞれの肌感覚で体験してきたこと。オウム事件やイラク空爆など、進歩や革命、信仰といった「正しさ」がはらむ暴力が暴走する瞬間を目の当たりにしてきたのだ。 そのとき生まれたのは「カワイイ」「ウケル」と言いながら、自分たちの手で「それぞれの正しさ」を編みだす文化だ。それは「メジャーカルチャーの周辺」としてのインディーズやアングラとはやや毛色の違う「コミュニティ」(自治体)という芸能文化のありかただった。 才能ある人々は、投稿サイトやコミュニティサイトを中心に、「国民的な

    「カタギでも音楽は出来る」 ニコ動・ペンプロさんの決意 (1/7)
  • Wikipedia更新最多は「仮面ライダーディケイド」

    ASCII.jpにはWikipediaの更新回数を集計する「SpeedGun」というサービスがある。毎日集計されていて、そのときのインターネットユーザーの関心がわかるようで面白い。年ごとの集計は時間がかかるので公開していないが、さきほど2009年1月1日から12月15日までの集計がまとまり、今年Wikipediaでもっとも更新された項目が「仮面ライダーディケイド」(4624回)だとわかった。上位にはアニメ、特撮、マンガなど、Wikipedia語版ならではの項目が並んでおり、特徴がよく出ている。 しばしばWikipediaに広告が掲載されていたら、絶大な影響力があるという議論があるが、記事を更新する人の属性を考えると、少なくとも日語版については、ユーザーのネットリテラシーも高そうで、全般的にはそれほどコンバージョン率は高くないような気もしてくるがどうだろうか。 順位 更新回数 タイトル

  • レールガン好きが高じてこうなった!?とあるさくらの四月馬鹿

    「あ゛~、何か物足りない週末ですの!」――とお嘆きの方も多いだろう。昨年10月から好評放送中だった「とある科学の超電磁砲<レールガン>」が最終回を迎えてしまったからだ。 そんな空虚感を埋めてあまりあるサイトを見つけた。今すぐ、さくらインターネットのトップページをご覧あれ。隅から隅まで、すっかり“とある”一色に染め上がっているではないか。 しかも、「電撃使い(エレクトロマスター)」の御坂美琴、実はハッキングの腕前が超一流な初春飾利など、各キャラクターの特徴を生かした技術解説コーナーも充実(ここでも佐天さんの扱いが……^^;)。 見逃してはいけないのが左側のタイトルロゴ。「とあるさくらのジェネレータ」というスクリプトを使って、レールガン風のタイトルを自作して楽しめるのだ。 あえて説明するまでもないが、このページ、4月1日限定のエイプリルフールネタ。さくらインターネットの田中社長の「とある」好き

    レールガン好きが高じてこうなった!?とあるさくらの四月馬鹿
  • バンドブームの申し子・すんzりヴぇrPが見たニコニコ動画 (1/7)

    ニコニコ動画の「すんzりヴぇrP」という読み方が分かりづらい名前のボーカロイド作家(ボカロP)、sunzriverこと寺田太陽さんは、1972年生まれで京都在住のミュージシャンだ。ちなみにすんzりヴぇrは「サンズリバー」と読む※。その生い立ちは、普通ではない。 彼の父親は日最古のライブハウスといわれる「拾得」※のオーナー、寺田TERRY氏。このライブハウスは京都の音楽シーンの中心的存在で、今なお多くのミュージシャンを輩出している。「音楽が生まれる現場が実家」という極めて特殊な環境で育った人なのだ。 彼は2002年に「sunzriver」名義で、自宅録音によるCDアルバム「ストーミーサンデー」をリリース。2008年にはボーカロイドを使いはじめ、ニコニコ動画への投稿を始めた。名義はボーカロイド使用曲が「すんzりヴぇr」、自身のボーカル曲が「sunzriver(act2)」だ。 ポップなメロデ

    バンドブームの申し子・すんzりヴぇrPが見たニコニコ動画 (1/7)
    takaaki110
    takaaki110 2010/03/27
    まさかこんな所で再びお名前を拝見する事になるとは。
  • 「リアル大事です」ニコニコ生放送の達人・百花繚乱さんの本音 (1/5)

    現在、ネットで個人が配信するブロードキャストが熱い視線を集めている。 中でも、日発のサービスとして注目を集めているのが「ニコニコ生放送」(ニコ生)だ。ニコニコ生放送は「ニコニコ動画」の生放送版。動画にコメントでヤジを飛ばす感覚を、リアルタイムで楽しめるのが人気の理由だ。 そこで同時に放送出来るのはなんと2200番組。それだけの番組がつねに放送されていると視聴者を獲得するのは難しく、可愛い女の子などでなければ、放送の大半は2~3人に見てもらえるかといったところ。その中で、ひとたび放送を開始すれば2000人を超える視聴者を集めてしまう、驚異の生放送ユーザー(生主)がいる。百花繚乱さんだ。 彼が人気の理由はかわいい女装姿とハイテンポのトーク、そしてSkypeを使ったユーザー参加型の配信スタイルだ。視聴者を「友達」にすることで「応援」してもらっているのだ。最近ではライブイベント「ニコニコ大会議」

    「リアル大事です」ニコニコ生放送の達人・百花繚乱さんの本音 (1/5)
  • プロがなぜ3Dミクに「本気」を出すのか Tripshots流の創作論 (1/5)

    もともと音楽を作るためのソフトとして登場した「初音ミク」だが、そのキャラクターを使った映像作品も数多い。 初音ミクを映像化したものといえば、以前お伝えしたCG制作ツール「MMD」(関連記事)による3DCG作品が大きな割合を占めている。だが中にはMMDを使わず、すべて自作で3Dのモデリングをしている映像作品も少なくない。 ひときわ高いクオリティで我々を驚かせたのが、Tripshots氏の作品だ。 特徴的なのはとにかく美麗で繊細で高品質な映像。一目見ればその美しさに目を奪われる。代表作「Nebula」では、サイバーな雰囲気の映像にトランスミュージックが見事に合わさり、感動を呼ぶ。 3DCGに注目してしまいがちなTripshots氏の作品だが、実は音楽も自身の作品というから驚きだ。作曲者である「ボーカロイドP」としての評価もかなり高い。 彼の職は現役の映像ディレクター。いわば「プロ」である彼が

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  • 最底辺に住む「天才」 孤高のボカロP、山本ニューの正体は (1/8)

    ボーカロイドシーンの拡大に伴って、当然ながらその裾野も爆発的に広がっている。いわばIT用語で言うところのロングテールだ。 平たくいうなら、脚光を浴びるごく一握りのボーカロイドPの下に、大量の製作者たちがいるのである。しかし、なにしろ数が多い。作品のすべてを把握できるはずもなく、多くのものは埋もれてしまう。しかしそれゆえに「テール」部分はとても豊かだ。 その中から今回登場をお願いしたのが「山ニュー」氏だ。ニコニコ動画でよく見る名前だけど、いったい誰? そう思っている人も多いのではないか。そんな彼の特徴は、とにかく多作であることだ。 他の作家に詞や曲を提供したり、歌ってみた、コラボ、マッシュアップと、オリジナル曲以外にも大量の動画が散在している。共通しているのは、ポップだが決して一般受けはしない、何かを狙った作風。再生数も驚くほど伸びない。2ちゃんねるの「最底辺製作者スレ」の住人として、ニコ

    最底辺に住む「天才」 孤高のボカロP、山本ニューの正体は (1/8)
  • まさかの「人間ボーカロイド」 プアミルクの奇妙な音楽論 (1/10)

    ネットで先進的な音楽活動を続けるユニット・プアミルクの「うろこ雲」PVより。この切なさである。2010年になっても70年代ロックサウンドを響かせ、ボーカルを「人間ボーカロイド」と標榜する彼らはどこに向かってしまっているのか ニコニコ動画で活躍する音楽ユニット「プアミルク」は、いわゆる「そっと評価されるべき」人たちだ。動画の再生回数は多くても4ケタ。ニコ動の中でもメジャーとは言えない。だが、高い音楽性と「紙一重」な歌詞は確実にコアなファンをつかんでいる。彼らのような存在もまた、インターネットがなければ成立しなかったはずだ。 彼らはニコ動のために組まれたユニットで、打ち込み系の楽器やシーケンサーは一切使わず、生演奏の多重録音で制作されている。演奏・作詞・作曲のすべてをこなす人骨さん、ボーカルのあずきさん、そして絵師のまどちんさんの3人組だ。「動画」を前提にしているので、メンバーに絵師がいるとい

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  • 著作権は自分で決める 音楽家・まつきあゆむの方法論 (1/5)

    現在、音楽家が作品を売るための最もローコストでシンプルな方法。それは作家自身がリスナーにオーディオファイルを販売することだ。誰もが思いつくであろう「ネット上の手売り」。だが今まで、日のアーティストは誰もやらなかった。 それを実行に移したのがまつきあゆむさん(冒頭写真)だ。彼はMySpace上で頭角を現してきた1983年生まれの若い音楽家。これまでの作品はすべて自宅録音で制作されてきた。ビートルズの影響を受け、リバースエコーや急激なピッチ操作など、デジタル録音ながらアナログテープ時代の録音手法をシミュレートしている点も面白い。 彼が1月1日に発表したアルバム「一億年レコード」※1は、まつきさんが自らリスナーからの入金確認をし、ダウンロード用のURLをメールで送信するという方法で販売している。またアルバムの発売と同時に、リスナーからの寄付金を集め、それを活動資金に充てる目的で「M.A.F」(

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    takaaki110
    takaaki110 2010/02/09
    QJで知って"こんな人がいるんだ~"って思ってたら、まさかここまでの事をしているとは。
  • 「命の次に好き」初音ミクの等身大ロボットを作った理大生 (1/5)

    みさいる氏が2年かけて完成させた、手作りヒューマノイド「等身大初音ミク」。サーバーPCに接続し、プログラム制御で遠隔操作する。腕を振って踊り、口を動かして歌うというギミックを見たユーザーは「神すぐるwwwwwww」と熱狂した 注目を浴びつづけているボーカロイド「初音ミク」。今やその存在はソフトの枠を飛び越え、バーチャルアイドルとして地位を確かなものにしようとしている。そのアイドルを愛しすぎたあまり、「歌って踊れる等身大の初音ミク」のロボットを、あろうことかたった一人で完成させてしまった青年がいる。みさいる氏だ。 「【等身大】初音ミク作ってみた【01_balladePV】」はニコニコ動画に投稿されるやいなや、各所に話題を広めていった。ゼロからロボットを作りはじめ、完成して動かしてみるまでが収められた30分超の長編動画には、初音ミクへの愛と、もの作りに対する純粋な熱意のようなものが感じられる。

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  • プロがネット音楽で目指すのは「商店街の魚屋さん」 (1/5)

    「ふとアスキーの過去のボカロ記事をいろいろ見てたら、キャプミラさんのときにちっちゃくオレの名前が出てたことに今気付いた件。コラ!アスキー!勝手に人の名前を!お詫びにウチに取材来てください。http://bit.ly/GTMEu」 (2009年11月1日の投稿より) 声の主は「あなたがいるから-Monitor of Love-」や「Next Stage」などを手がけたボーカロイドPとしてニコニコ動画で有名なそそそP(@sososo291)さん。津久井箇人(つくいかずひと)名義では愛内里菜、北原愛子といったメジャーシーンで活躍する歌手に楽曲を提供するバリバリの現役プロ作家だ。デビューは2004年、1982年生まれの27歳とまだ若い。 「プロとアマの境界線が曖昧である」こと。これがボーカロイドシーンの面白さのひとつでもあるのだが、津久井さんははっきりプロとしての立場を明確にしている。そのボーカロ

    プロがネット音楽で目指すのは「商店街の魚屋さん」 (1/5)
  • 平沢進が語る、音楽の新しいスタンダード (1/5)

    平沢さんがプロミュージシャンとして最初にインターネットへ軸足を移して10年。無料配信やインタラクティブライブ、今回の「還弦主義」など、続々とネットを通じたパフォーマンスを展開してきた。その結果、この音楽不況下にあって売上を伸ばし続けているというから驚きだ。その秘密は何か? というのが今回のテーマ。 「新しいスタンダードを作った方が早い」 という前回の平沢さんの発言は、明快かつ示唆に富んでいる。いま「旧(ふる)いスタンダード」のシステムが壊れつつあり、それらを延命させるために様々な規制が講じられつつある。 だが、音楽は、そうしたものとは無関係にあって、そうしたものと戦う必要もない。10年前にそこから抜け出す最初の一歩を踏み出した人は、それを「体感」として語ってくれた。むしろシステムに乗った途端に失われるものについても。 では、インタビューの続きをお楽しみください。 ビジネスモデルと呼べる

    平沢進が語る、音楽の新しいスタンダード (1/5)
  • 「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (1/6)

    「間違えてないか? 私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 「マイナーで売ってるんだけど」 「平沢進というのは『な~に~? この音楽、きもちわるい』とか、そういう類だから。かわいくないから」 「友達減るから」 「私が『平沢唯』と書いたことにより、多くの皆様を誤った場所に導いてしまったことを深くお詫び申し上げますから」 「重ねてお詫び申し上げますから」 (Twitterアカウント @hirasawa より抜粋) 平沢進さんは日を代表する電子音楽の作家であり、また高い表現力を持つボーカリストだ。1979年にテクノポップグループ「P-MODEL」でデビューし、1989年からソロ活動を開始。ブロードバンド環境が整い始める1999年には、メジャーとの契約を打ち切り、いち早くMP3でのダウンロード配信を始めるなど、現在のネット音楽シーンをリードしてきた人でもある。 その彼がTwitterに登場するや否や、

    「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (1/6)
    takaaki110
    takaaki110 2009/12/19
    iTunesが日本に来るかどうかの時期に彼を知った人は、今のこの盛り上がりをどう見てるんだろうね。
  • 「赤字」のニコニコ動画が、なぜ全国ツアーをやるのか? (1/3)

    10月29日、動画共有サービスの「ニコニコ動画」は、「(ββ)」(ダブルベータ)から「(9)」へとバージョンアップした。 このバージョンアップで、「世界の新着動画」や「カテゴリ改編」といったさまざまな新機能の追加や仕様変更が実施され、ネット上では賛否両論ながらも「進化し続けるニコ動」の新たな姿勢を見せた形となった。 同時に11月14日より、関連イベント「ニコニコ大会議2009-2010」の全国ツアーを実施することも発表している(関連リンク)。2008年、ニコニコ大会議は夏と冬の2回に渡って東京のJCBホールで開催していたが、今年は仙台/金沢/高知/福岡/大阪/名古屋/札幌/広島という8ヵ所を巡るので、地方在住のニコニコファンも参加しやすいだろう。 過去の例を見ると、ひろゆきのブロマイドを配ったり、ひろゆきの胸像を作ったりと「やりたい放題」だったニコニコ大会議だが、一体、ドワンゴはこの大会議

    「赤字」のニコニコ動画が、なぜ全国ツアーをやるのか? (1/3)
  • この可愛さは反則 マン島のベッキーを独占取材! (1/5)

    「ベッキー」というと一般的にはタレントが有名だが、ネットに詳しい人なら、マン島出身の美少女をすぐに思い浮かべるだろう。彼女の名はレベッカで、現在14歳。「xBextahx」の名前を使って、ダンスをしている動画をYouTubeに投稿していた。 日における彼女の知名度を一気に高めたのは、ニコニコ動画(ニコ動)だ。今年の5月25日、何者かによって彼女がYouTubeで公開してたダンス「男女 Danjo Dance」がニコ動に転載された。 この「男女」という曲がニコ動で有名だったうえ、何より彼女がキュートだったことで、瞬く間にこの動画にアクセスが集中。ダンスに魅了される者が続出して、「すげー!」「可愛い」「ベッキーは俺の嫁」といったコメントが次々と投稿された。 そして、5月26日から3日間に渡って、ニコ動の総合再生数ランキング1位をキープするという快挙を成し遂げている。動画の再生数は、9月1日

    この可愛さは反則 マン島のベッキーを独占取材! (1/5)
  • ASCII.jp:大人が聞くべき「初音ミク」最強20曲

    天使でも美少女でもない、ただひたすら「音源」なのだ ニコニコ動画の音楽ジャンルを独占しつづける「初音ミク」。人気曲を収録したCDも次々リリースされ、オリコンチャートにランクインしても驚かなくなってきた。だが、オリコンチャートでもそうだが、ランキング上位のヒット曲だけを聴いていると「ポップなキャラクターソングしか存在しないのでは」という先入観を抱いてしまいがちだ。 そのとき「いい年した大人が聴くものじゃないでしょ?」とすまし顔で済ませてしまうのは簡単だが、それはそのつど流行のものを聞き流しているという残念な事実を証明しただけだ。実際にニコニコ動画の中を探してみれば、初音ミクを「美少女」や「歌姫」ではなく、1つの「音源」としてとらえ、面白い音楽を作っている作家が山ほどいる。 そこで今回はASCII.jp編集部が独断と偏見により、「いい大人」が聞くべきと思われる初音ミクサウンド20曲を選んできた

    ASCII.jp:大人が聞くべき「初音ミク」最強20曲
  • 「先生何やってんすか」の真相を聞いてみた これぞ「プロの犯行」 鼻そうめんPが初音ミクで遊ぶワケ

    カッコいいトランス曲が作れて、絵も描ける──。ニコ動のボーカロイド作者「鼻そうめんP」は、絵でも音楽でも「プロ」として活躍している人物だった(画像は作者が「インカネーション」の動画で無料配布しているもの) ニコニコ動画(ニコ動)やYouTubeといった動画共有サイトに投稿するのはアマチュアだけ。お金ももらえないのに、プロが投稿するなんてあり得ない。 世の中にはそう誤解している人が多いかもしれないが、実はプロの中にもそうした動画共有サイトの自由な気質に惹かれて、オリジナル作品を公開している人もいる。ニコ動ではそうした動画に「先生何やってんすかシリーズ」というタグが付けられるのが恒例だ。 ニコ動でイカすダンスミュージックを放っている「鼻そうめんP」もその一人。ユーザーから付けられた「鼻そうめん」という名前のインパクトもさることながら、曲自体のクオリティーもかなり高い。事実、過去に投稿した「イン

    「先生何やってんすか」の真相を聞いてみた これぞ「プロの犯行」 鼻そうめんPが初音ミクで遊ぶワケ
  • プロ作家、Dixieさんはニコニコ動画に救われた? (1/5)

    ニコニコ動画で70万再生を超えた『Just Be Friends』の作者、Dixie Flatlineさんは、メジャーシーンで活動していたコンポーザー/アレンジャーだ。彼が楽曲を提供していたのは、J-POPアーティストの有名どころだった。 当然ながら、彼の作る曲には様々な「プロの手口」が込められている。R&Bスタイルのアレンジ、ラップ、エレクトロ系のサウンド。どれも高いクオリティで破綻なく仕上げられているのは当然だが、彼の作品の魅力は音楽的なテクニックだけでなく、言葉と音の整合性にあると思う。 今回はそのDixieさんと、同じ「元プロ」で同世代のボーカロイドPとして親交の深いキャプテンミライさん(インタビュー記事)をお招きし、音楽業界を良く知る二人にボーカロイドシーンについて語ってもらうことにした。 が、その前にDixieさんは何故、メジャーシーンの第一線から離れ、ボーカロイドを歌わせるこ

    プロ作家、Dixieさんはニコニコ動画に救われた? (1/5)
  • ロックバンドからニコ動にシフトした、キャプミラPの生き様 (1/4)

    ボーカロイドを使ったアーティストには「そそそP」として活動する津久井箇人氏など「プロ」が参加している例も多い。今回取材したキャプミラPも、かつてインディーズバンドのメンバーとして活動していた。画像はキャプミラP人が、画像を共有するコミュニティーサイト「pixiv」に掲載しているもの。フューチャーナウ! いわゆる「ボーカロイド職人」にはマルチタレントが揃っている。活動の舞台が動画サイトということで、音、映像、コンピュータと、メディア操作のスキルがそのまま表現力の幅につながるからだ。 中でも「キャプテンミライ」こと映像作家の丹治まさみさんは、飛びぬけてマルチな人だと思う。昨年「幻想論」シリーズでニコニコ動画に登場し、ボーカロイド職人の中にもファンが多い。しかし彼の作品の魅力は、独自の世界を展開する歌詞にある。 その彼のバックグラウンドを如実に示しているのが、今年6月にアップロードされたリン&

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