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ブックマーク / toyokeizai.net (199)

  • 19歳でプロ野球選手に嫁いだ妻の波瀾曲折

    プロ野球シーズン真っ盛り。連日連夜にわたって熱戦が繰り広げられている。そこで戦う選手の夫を支えるを描く「プロ野球選手のたち」(TBSテレビ系)(次回は7月17日<月・祝>よる7時から放送)。「バース・デイ」「プロ野球戦力外通告」など、TBSのスポーツドキュメンタリーのスタッフが手掛けるドキュメンタリー番組だ。過去の放送分から、過酷なプロ野球の世界に人生を翻弄されながらも、力強く生きていく夫婦の実像を紹介しよう。 今の40代以上の野球好きなら、松匡史(まつもと・ただし)という名前を知っている人は少なくないだろう。プロ野球のテレビ中継の視聴率が、連日20%を超え、絶大な人気を誇っていた1970~1980年代に、読売ジャイアンツ(以下、巨人)の不動の1番バッターとして活躍し、セ・リーグの盗塁記録(1983年、76盗塁)を樹立。当時監督だった長嶋茂雄氏により、巨人のスターへと育てられた選手だ

    19歳でプロ野球選手に嫁いだ妻の波瀾曲折
  • 53年前、「100m9秒台に迫った」日本人の真実

    サニブラウン・アブデル・ハキーム、多田修平、ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀、山縣亮太――。 今、日陸上界の枠を超えて国民的関心事となっているのが、「100m10秒の壁を破る日人選手は誰か?」。悲願ともいえる「日人初の9秒台」だが、今から53年前の1964年に「世界初の9秒台なるか?」と騒がれた天才スプリンターが日にいたことをご存じだろうか?(ちなみにこれまで100m9秒台ランナーは世界に124人おり、計877回記録されている【2017年8月23日判明分】) 1964年に100m10秒1を記録した日人選手がいた 飯島秀雄。1964年6月、当時早稲田大学競走部に在籍していた弱冠20歳の飯島は、自己ベストを大幅に更新し10秒1の日新記録、その年の世界最高記録をマーク。当時の100m世界記録は10秒0でその若さとダイナミックな走り、急激な伸び率から「世界初の9秒台なるか」と世界中のマスコミ

    53年前、「100m9秒台に迫った」日本人の真実
  • ウォンテッドリーの「批判記事排除」は問題だ

    SNSベースの求人サービスを運営する「ウォンテッドリー」(9月14日東証マザーズ上場予定)が、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく検索結果からの除外申請(テイクダウン)を濫用しているとして、インターネットコミュニティ上での批判が集まっている。 批判が集まるのは当然。テイクダウンが申請・実施されたウェブページが、同社の株式公開に関して疑問を呈した批判的内容だったためだ。同ページへの検索結果だけでなく、該当ページへのリンクを張ったツイートなども、拡散力のある主なものは除外申請が行われた。このことから、同社の上場に対して疑問を呈する意見を封殺する動きなのではないか、との声が高まったわけだ。 2つの教訓 いわゆる炎上案件ではあるものの、これら一連の動きはインターネットにかかわるすべての人々に対し、多くの教訓を示している。ひとつはDMCA濫用についての注意喚起だ。もうひとつはネット時代にお

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  • 「あまちゃん」ロケ地観光のいまだ根強い人気

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    「あまちゃん」ロケ地観光のいまだ根強い人気
  • プロ野球交流戦は球団経営の「お荷物」なのか

    5月30日から6月19日までの日程で開催され、ファンが熱い声援を送ったプロ野球のセ・パ交流戦。パ・リーグ球団の56勝に対してセ・リーグ球団は51勝、引き分け1で終わり、今年もパ・リーグが勝利した。ただ、それでも昨年の60勝対47勝、引き分け1よりは、ずいぶんセ・リーグが巻き返した。パ・リーグで昨年の覇者である日ハムと、昨年3位のロッテが予想外に低迷したことが大きかった。 昨年の交流戦ではセとパの実力の違いが素人目にも明らかなほどだったが、今年は様相が違っていた。巨人とヤクルトがせっせと負けを積み上げたのであって、広島は最後まで王者ソフトバンクと首位を争うなど、セの他4チームは健闘した。 今年もどこからか出てきた「交流戦廃止論」 巨人が歴史的連敗記録(最終的に6月8日の西武戦で敗れ、球団ワーストの13連敗を喫した)に向かってまっしぐらだった交流戦中盤、案の定出てきたのが「交流戦不要論」「交

    プロ野球交流戦は球団経営の「お荷物」なのか
  • 500円ピザ外食チェーンの破産は必然だった

    自動車用エアバッグ大手のタカタが6月26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。負債総額は自動車メーカーの立て替えも合わせて約1兆7000億円といわれており、製造業としては戦後最大の経営破綻となりました。 これとは全然規模が違いますが、最近の企業倒産で筆者が着目したのが、4月28日に破産手続き開始が報じられた遠藤商事・Holdings.(以下、遠藤商事)です。 帝国データバンクの記事によると、遠藤商事はピザ店「NAPOLI(ナポリ)」「Napoli’S(ナポリス)」などを全国展開しており、2016年9月時点で直営27店、フランチャイズ47店の計74店舗を運営、年間売上高は25億円余りを計上していました。イタリアのプロサッカーチームに在籍していたという代表者の経歴や、「500円で格的なピザがべられる店」という打ち出しが奏功し、メディア露出も多かったようですが、負債総額約13億円を抱

    500円ピザ外食チェーンの破産は必然だった
  • 「食べログ」レビュアー騒動で真の問題は何か

    べログ」(カカクコムが運営)といえば、全国で85万店以上の飲店が登録し、月間9300万人以上が利用する、まさに飲店情報サービスの「巨人」である。特に登録店舗の多い都市圏では、すでに飲店情報を知りたいときに使うプラットフォームとしての地位を得ていると言っても過言ではないだろう。 べログは、事をした人が「星」の数による0.1刻みの点数による評価と200字以上の感想を記したテキストによって訪れた店をレビューし、それが積み重なっていく「口コミ」による飲店評価の仕組みを持っている。 べログの「トップレビュアー」が渦中に 人気のレビュアーが多くいる中でも、投稿数や人気から、トップレビュアーの1人なのが「うどんが主」氏である。店選びで頻繁にべログを訪れる人なら、「うどんが主」氏による飲店レビューを見た記憶がある人も少なくないだろう。最近では、べログのレビュアーを超えた活動にも

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  • 「怒りを自ら作り出す人」の残念な思考回路

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  • 「水どう」嬉野D、7年の鬱で悟った人生哲学

    大失敗は己の責任! それでも… 失敗から多くを学ぶとは昔からよく言われるところではありますが、でも、学ぶためには「その失敗はまったくもって自分のせいだったのだ」という素直な自覚に至ることもまた、最も必要なこと。 それを私が知るに至ったのは、30代でこっぴどい大失敗をしたのがきっかけでした。それまで自分は、みっともない大失敗をしても「これは自分だけのせいではない、絶対これは自分だけのせいではないのだ」と、自分の失敗を誰かのせいにしようとしていたのです。 世間がまだバブル経済の勢い残るころ、30を過ぎた私は東京で映像ディレクターの仕事をしておりました。ある日、ドラマのロケスケジュール制作と現場進行の依頼が届いたのです。経験の浅い私はいったん難色を示したのですが、「やれる、やれる」と言われて。軽い気持ちで引き受けちゃったんです。 私は早速スケジュールをつくりはじめようと、上がったばかりの脚を持

    「水どう」嬉野D、7年の鬱で悟った人生哲学
  • 交流戦で今年も「パ・リーグ」が圧倒的なワケ

    相変わらずパ・リーグが強い。プロ野球のセ・パ交流戦は3カード目に入り、6月6日の時点でパが24勝、セが17勝、1引き分け。「実力のパ」が早くもリードしている。 2004年の球界再編騒動を受け、選手会の要望で2005年に導入された交流戦。過去12年でセが勝ち越したのは2009年(70勝67敗7分け)の1度だけ。昨年までの通算成績でパが925勝821敗54分けとセを圧倒している。 パ・リーグ球団関係者の衝撃的なセ・リーグ評 今春のオープン戦。ロッテが13勝2敗3分けと勝ちまくって1位で終えたとき、あるパ球団の関係者がこんな話をしていたのを思い出す。 「ほとんどセ・リーグが相手だからね。参考にならんよ」 なるほど18試合中16試合がセのチーム相手で、パのチームとは楽天と2試合やっただけ。「格下相手にいくら勝っても……」というわけである。 セもなめられたものだが、残念ながらそれが現実だ。あんなに強

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  • 国際派モデルが売れない芸人と結婚した理由

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  • ファン減少続く日本野球の「超不安」な未来

    野球の未来は暗い。こう言い切ってしまうと、驚く人が多いだろう。熱心なファンは、プロ野球や高校野球の人気は盤石だと感じているかもしれない。だが、実際に複数のデータから浮かぶのは、深刻な「野球離れ」の実像だ。日の野球界は、もはや差し迫っていると言ってもいい"危機"を迎えつつある。このままでは、国民的人気を誇ってきた野球がマイナースポーツになってしまう。私自身、野球を愛してやまない1人のファンであり、それだけに現状を危惧している。 「そんなはずはない。野球人気は今も高い。いや、以前に比べてもファンは増えている」。そう声を上げたくなる野球ファンも多いだろう。確かに2016年の日のプロ野球の観客動員はセ・パ、両リーグとも史上最多を記録し、合計で2498万人に上った。広島東洋カープや横浜DeNAベイスターズなど、ファンがホームゲームを観戦しようとしても、チケットの入手が困難な球団も出てきている

    ファン減少続く日本野球の「超不安」な未来
  • テレビに視聴者がうんざりしている真の理由

    みなさんは今のテレビを見て、何かしら「これはおかしい」という不満や、「何でこうなの?」という疑問を抱いていないでしょうか? 1人の視聴者であるとともに、テレビ局や関連会社に出入りしている私も、いくつかの不満や疑問を抱いてきました。 そこで200人の一般視聴者(10~60代の男女各100人)に「テレビへの不満や疑問はありませんか?」というアンケートを実施。みなさんには共感、テレビマンにとっては耳の痛い声が集まりました。 東洋経済オンラインは、多くのテレビマンも読んでいる媒体だけに、一般視聴者の率直な声を届けるとともに、改善のヒントを探っていきます。 「無料放送だから大丈夫だろう」の過信 最も多かったのは、「CM前後で同じ映像を見せられる」という不満の声。「いいところでCMに行くだけでストレスがたまるのに、CM明けに同じ映像を見せるのは時間の無駄。視聴者をなめている!」(30代男性)、「同じ映

    テレビに視聴者がうんざりしている真の理由
  • 「ブルゾンちえみ」が圧倒的な支持を得た理由

    お笑い界では毎年のように新しい芸人が出てきます。そんな中で、間違いなく2017年前半の主役と言えるのが、女性ピン芸人のブルゾンちえみさんです。 彼女は、1月1日放送の「ぐるナイ!おもしろ荘2017」(日テレビ系)に出演して、優勝を果たしました。そのときに演じた「キャリアウーマン」のネタが視聴者の間で大反響を呼んだのです。そして、人気は瞬く間にうなぎ上り。4月13日に始まったドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)でも主要キャストの1人に抜擢されました。ドラマ初出演にもかかわらず、演技のほうもなかなかのものだと評判です。 昨年末の時点では、ブルゾンさんのことを知っている人は世の中にほとんどいなかったはずです。テレビ格的に出始めてからほんの2~3カ月のうちに、彼女は圧倒的な人気を獲得していきました。ブルゾンさんが多くの人から支持されている最大の理由はもちろん、最初に披露した

    「ブルゾンちえみ」が圧倒的な支持を得た理由
  • フジテレビ「新しい波24」が映す若手の閉塞感

    この4月から「新しい波24」(フジテレビ、毎週月曜24時25~55分)というバラエティ番組がスタートしました。 同番組は、1992年放送の「新しい波」、2000年放送の「新しい波8」、2008年放送の「新しい波16」に続くシリーズで、若手芸人の登竜門。8年ごとに放送されているのは、「お笑いのビッグスターは8年ごとに誕生する」という“お笑い8年周期説”をベースにしているからであり、実際ビートたけしさん、明石家さんまさん、ダウンタウン、ナインティナインは年齢差8歳です。 同シリーズでは、「新しい波」からナインティナイン、極楽とんぼ、よゐこ、オアシズらが輩出され、「とぶくすり」などを経て現在の「めちゃ×2イケてるッ!」につながっています。また、「新しい波8」からロバート、ドランクドラゴン、インパルス、キングコングらが輩出され、「はねるのトびら」が誕生しました。 そうした過去もあって、「新しい波2

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  • 山ほど働いても「平気な人」と「病む人」の差

    政府が「働き方改革」に乗り出したことや、昨年発覚した電通の新入社員の過労死事件を契機に、過労や長時間労働の問題は世間でも大きな関心事の1つとなりました。その結果、残業時間を極力減らすように従業員に働きかけ、「22時以降の自動消灯」や「直行・直帰の推奨」などの対策をとっている企業も増えているようです。 しかし、仕事自体が減らなければ結局は家に持ち帰って仕事をせざるをえず、過労死の事件を聞いて「ひとごとじゃない」と思う人は少なくないのではないでしょうか。メディアでは、たゆまぬ努力で逆境を乗り越え成功した人がクローズアップされる一方で、近年は仕事を頑張りすぎた結果、過労死や過労自殺という形で命を落としてしまうニュースが報じられることも多くなりました。 そもそも、私たちはいったい、どこまで頑張ればいいのでしょうか? 働いている時間だけでは判断できない たしかに、頑張ることは大切です。働いていると、

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  • 火災のアスクル倉庫、何が間違っていたのか

    事務用品通販大手アスクルの物流センター「ロジパーク首都圏」(埼玉県・三芳町)の火災は、2月16日の出火から5日を経た21日午後4時現在、なお鎮火していない。 同センターは、関越自動車道の所沢インターチェンジまで車で10分、公共交通機関でも東武東上線・鶴瀬駅から車で約15分の好立地にある。地上3階建て、延べ床面積7万2000平方メートルの大型センターだが、21日現在で東京ドーム1個分に相当する約4万5000平方メートルが焼失してしまった。 土地代を含め約200億円を投資 同センターはアスクルの全国に7つある物流拠点のうち、横浜などと並ぶ中核施設だ。2013年に稼働、アスクルは土地代も含めて約200億円を投じた。在庫は約7万品目を数え、首都圏だけでなく関東広域に出荷する。売り上げの拡大に伴い、失火前にはコンベアの増設も検討されていた。 記者は失火直前の2月上旬に、同センターに取材に訪れていた。

    火災のアスクル倉庫、何が間違っていたのか
  • 10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた

    問題となっている動画に関するニュースは瞬く間に全米に広がり、アメリカ南東部に凄まじい被害を与えているハリケーン「マシュー」に関するニュースよりもより大々的に報道されている。 トランプ氏が圧倒的に不利となった今、共和党は今後どのように選挙運動を進めていくべきか――。今後の戦略を決めるため、トランプ氏と共和党役員間の電話会議は8日土曜の早朝まで続いたという。 共和党役員は選挙戦敗退を覚悟 この電話会議を受けて、CNBCビジネスチャンネルのベテラン政治コメンテーターであるジョン・ハーウッド氏は8日早朝、次のようにコメントした。 「全国の共和党役員らは、絶望している。トランプ氏が共和党大統領候補であることは変えられないため、共和党は負けるだろう。上院下院ともに民主党員が多数になるかもしれないという現状を涙ながらに飲み込んでいる」 上院議員テッド・クルーズ氏の大統領選選挙運動のスポークスパーソンを務

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  • 「シャッター商店街」は本当に困っているのか

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  • 米議会も総スカン、「TPPとん挫」の現実味

    約1カ月半後に迫った米大統領選。米国ではヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏が接戦を繰り広げているが、目下アジア専門家の間で話題になっているのが、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐるホワイトハウスとクリントン氏の「確執」だ。 もちろん、オバマ大統領もクリントン氏も長年くすぶり続けているTPPに関する意見の相違をこれ以上悪化させたくはないだろう。「公的に『争う』ことは双方にとって大きなダメージになりかねない」と、ワシントンで影響力を持つニューズレター「ザ・ネルソン・レポート」を発行するクリス・ネルソン氏は言う。 だからといって、双方とも譲る気はないようだ。「私が知る限り、オバマ大統領は(任期中の)TPP批准に賭けている。仮に年内に達成できなくても、最終的にはTPPを成功に導く形にはしておきたいと考えている」と、ワシントンに拠点を置くシンクタンク、新アメリカ安全保障センター(C

    米議会も総スカン、「TPPとん挫」の現実味