賞金100万円を懸けた将棋ソフトとの対局。ネット中継され、延べ58万人が視聴した=10日、東京都渋谷区で 人間対コンピューター。その戦いがいま、最も白熱しているのが将棋界だ。ソフトはもはやアマチュアを超え、プロ棋士並みの強さに達した。脅威を感じた日本将棋連盟は八年前から、コンピューターとプロが許可なく対局することをご法度に。今月二十三日から都内で始まるプロとソフトの団体戦「電王戦」(主催ドワンゴ)は貴重な勝負の機会となる。チェスに続き、人間が苦杯をなめる日は近いのか。 (樋口薫) 「え、これ詰むんですか、強すぎる…」。解説のプロ棋士がうなった。今月上旬、都内で五日間開かれた、将棋ソフトとの対局イベント。先着順の一般参加で、勝てば百万円がもらえるとあって、全国から強豪が駆け付けた。最終日の出場枠は徹夜組で埋まった。
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