ご当地ヒーローを「起業」した若者がいる。北九州市小倉北区の金広邦高さん(25)。1年半足らずで複数のスポンサー企業がつき、現在の収入は同年代の水準を上回る。ローカルヒーローとして生きていくとは――。 「キタキュウマン」。4月下旬、JR小倉駅近くの娯楽施設前で、大阪のヒーロー「地球戦士ゼロス」と共演するショーがあった。 大阪の怪人「こうなったら勝負だ!」 キタキュウマン「え? 戦いませんよ。私、体硬いし。ほら、ね」 ゼロスが登場し、怪人に打撃を加える。だが、キタキュウマンは舞台の隅で片ひざを着いて見守るのみ。 怪人「覚えていろ! また来てやるからな!」 キタキュウマン「110番するから、大丈夫」 昨年1月、北九州の知名度向上を目的に活動を始めた。「詮索(せんさく)」と「悩み相談」が得意技で、敵を傷つけずに退散させる、との設定だ。現在、市内の人材派遣会社など3社と契約を結び、地元のFMラジオ番
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く