携帯電話が普及する以前、「個人向け呼び出し」として初めて広く普及したポケットベルが、来年9月で姿を消すことになった。国内で唯一、サービスを提供し続けた会社が撤退を決めた。最後の利用者はどう使っていたのか。 「平成初期、一世を風靡(ふうび)しましたが、端末も販売から20年経ったのを一つの契機に、サービスを終了させていただく決定をしました」。3日、東京テレメッセージ(東京都)がホームページ上で発表した。同社は割安の料金を目玉に、1987年から首都圏でサービスを開始。96年には契約数が130万人を超えたが、携帯電話などの普及で急速に衰退。最近の利用者は約1500人だったという。 ポケベルは68年、日本電信…
京都府で最も小さな自治体の大山崎(おおやまざき)町で、新町長が5日に就任した。10月の町長選で自民、立憲、国民、公明の4党が相乗りで推薦した現職候補を破ったのは、共産党が支持した新顔だった。現職候補が圧倒的に有利と見られていたこの町で、何が起きたのか。 大山崎町は本能寺の変で織田信長を討った明智光秀が、羽柴(豊臣)秀吉に敗れた「天王山の戦い」の天王山がある地だ。面積は関西空港の6割に満たない597ヘクタール。人口は約1万5600人。名神高速と京都縦貫自動車道が交差する物流拠点で、ダイハツやマクセルの工場が進出し、40代のファミリー層も多い。 「相手は現職で多くの党が応援に入る。無謀な戦いに挑んだと思われたはずだ」。そう振り返るのは、無所属で初当選した前町議の前川光氏(62)だ。 1994年、町議に初当選。4期連続で務めた。2010年の町長選に無所属で出馬して落選。喫茶店を経営し、14年の町
今年、よく見たり、聞いたりした言葉から、辞書を編む専門家らが特に広まったと感じたものを選ぶ「今年の新語2018」のベスト10が5日、都内で発表され、大賞に「ばえる(映える)」が選ばれた。 一般から寄せられた1296語から、辞書の編集者らが「今後定着し、辞書に掲載されてもおかしくない」10語を選び、語釈を付けた。「新明解国語辞典」などを出版する三省堂の主催で、今年で4回目。 発表会では、大賞の「ばえる」の語釈として「SNSのインスタ映えの『映え』を動詞化したもの」などと説明。例文として「さすが一晩ねばって撮った一枚だけあって、映えるねえ」と示すと、会場からは笑いと拍手が起きた。 ゲストとして招かれた脚本家の北川悦吏子さんは3位に選ばれた「わかりみ」について、今年の連続テレビ小説「半分、青い」を執筆中、ネットで発見したと発言。出演者の佐藤健さんとLINEでやりとりした際、佐藤さんから「わかりみ
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