坂本先生は、文部科学省学校DX戦略アドバイザーなども務められる方なので、文科省の「血の滲むような努力」をご存知なのだと思います。 ただ、これだけだと、単なる坂本先生の「お気持ち表明」であり、反論としては弱いのではないかと感じたので、まずは僕の方から根拠を示して反論したいなと思い、本記事を書くことにしました。 文部科学相についてはじめに、文部科学省について書いていきたいと思います。 今回の僕のツイートもよくある「文科批判」の内容でしたが、「#教師のバトン」然り、最近の文科省の政策については、何かと批判されることが多いのが、現場にいる教員としての印象です。 「理念は下ろすが、金と人は寄越さない」 これが現場にいる教員の多くの気持ちではないかなと予想しています(違うかもしれませんが)。 ここでは、東北大学大学院の青木栄一氏の著書『文部科学相』を参考にしながら、そんな文部科学相について検討していこ