もう6、7年前になるだろうか、NHK教育(Eテレ)でマイケル・サンデル教授の「ハーバード白熱教室」という番組が好評を博していたが、その後継として「スタンフォード白熱教室」という番組が放映されていた。 内容は、スタンフォード大学でコンサルティングやイノベーションなどについて教えているティナ・シーリグ教授が、少人数制の授業で学生たちにチームを組ませ、色々なプロジェクトを進めるというものだった。そこでグループワーク(グループディスカッション)のコツが紹介されていた。 どういうものだったかと言うと、誰かが発言した後に次の人は「But〜(しかし〜)」と言うのではなく、「Yes, and〜(そうだね、それと私は〜もいいと思う)」と言った方が活発な議論ができる、というものだった。これはなかなかわかりやすい教え方であると思った。 ▲ティナ・シーリグ氏の最新邦訳著書『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義
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