全日本空輸(ANA/NH)の客室乗務員として、初めて定年の65歳まで勤め上げた大宅邦子さん(65)が11月20日、ロンドン発羽田行きNH212便(ボーイング777-300ER型機、登録番号JA786A)で最後の乗務を終えた。羽田空港のオフィスに到着した大宅さんを後輩たちが出迎え、3万時間を超える45年間の乗務終了を祝った。 —記事の概要— ・国際線進出準備も担当 ・ギャレーをきれいに。飛行機の神様が守ってくれる 国際線進出準備も担当 大宅さんは1974年2月5日入社。同年4月から乗務を開始し、1986年3月にANAが国際線へ進出する際は、プロジェクトメンバーとして海外の航空会社で訓練を受けるなど準備を進め、教官として客室乗務員を育成しながら乗務を続けた。 チーフパーサーの資格を1975年2月、ファーストクラス資格をANAが国際線3クラス制をスタートさせた1986年5月に取得。アナウンスリー
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