メモする紙がない時、名刺をメモ代わりに使った経験はないだろうか。もしメモ帳を持ち歩くのが面倒なら、あらかじめ名刺入れにメモ用の紙を入れておいてはどうだろう。 ビジネスマンが身に着けている確率がもっとも高い「紙」といえば、おそらく名刺ではないだろうか。手帳やメモを所持していない場合でも、名刺入れだけは携帯しているというのは珍しくない。外出先で電話を受けて、手近にメモする紙が見つからない時、名刺の裏をメモとして使った経験のあるビジネスパーソンは多いだろう。 ならばいっそのこと、名刺入れとメモ帳を合体させてしまってはどうだろうか。名刺入れに名刺と同じサイズの紙をストックしておき、何かあった時にはそれを使うようにするのだ。貴重な名刺を浪費することもなくなるし、カードなので相手にそのまま渡したり、ノートに挟んでおけるメリットもある。 名刺サイズの紙というのはあまり見かけないものだが、実は意外なところ
著者紹介:宮田健(みやた・たけし) 元@ITの編集者としてセキュリティ分野を担当。現在はフリーライターとして、ITやエンターテインメント情報を追いかけている。アイティメディアのONETOPIでは「ディズニー」や「博物館/美術館」などのキュレーターをこなしつつ、自分の生活を変える新しいデジタルガジェットを求め日々試行錯誤中。 先日、「猫を飼ってる人の3人に1人はSkypeで猫と会話している」というちょっと気になる記事を見つけました。たとえ話ではなく、Skypeの通話相手に猫を選んでいる飼い主がいるのだそうです。 筆者も猫を飼っています。さすがにSkypeでチャットしたことはありません。でも、外出先から自宅の猫の様子をチェックできる仕組みを簡単に実現できることが分かりました。 猫専用アカウントで遠隔監視! まず、機種変更して使わなくなってしまったAndroid端末を用意します。Skypeは、数
美崎栄一郎氏といえば『結果を出す人はノートに何を書いているのか』『iPadバカ』などのノート術、ガジェット術の書籍を連続ヒットさせているベストセラービジネス著者だ。 その美崎氏が作ったのがその名も『「結果を出す人」のビジネス手帳2013』だが、筆者にはちょっと意地悪な想像力が働いた。「きっと、よくある“神社系手帳”に違いない」。神社系手帳とは筆者の造語である。詳しくはこちらの記事を見てほしいが、要するにビジネスで成功した人が自らの仕事ノウハウを盛り込んで作った手帳のことだ。きっと美崎氏も、その種の手帳を“ドヤ顔”で出してきたに違いない……。 結論から言えばそんな筆者の邪推は見事に裏切られた。これは美崎氏が、現時点における手帳周辺の各種ツールとの連携を踏まえてきっちり作った手帳である。以下にその詳細を見ていこう。 方眼のサイズが3.64ミリであるワケ 手帳としての構成はオーソドックスだ。 サ
文具王手帳は“全部入り”だと言ってはみたものの、実は入っていない要素もある。この有名人手帳には珍しい手帳を再度検証してみたい。 「結論から言えば、これはある意味で究極の“全部入り手帳”」――と前回紹介したが、実は入っていないものもある。それは「神社性」だ。ここで言う「神社」とは、わたしが有名人手帳を語る際に使うキーワードである。 文具王手帳は、有名人手帳につきものの神社性とは正反対のアプローチでつくられた、いわば全く新しいタイプの(しかし今までなかったのが不思議なぐらいある意味で正統派の)有名人手帳だといえる。以下に順を追って説明していこう。 神社系手帳とはなにか 日本の神社は、主に伝説上の人物や土地の神様、精霊や自然の信仰対象を神としてまつっている。そして、実在の人物をまつっていることがある。これは2つの例に分けられる。1つは強い怨念を持って亡くなった人物をまつった神社。平将門をまつった
手帳にかける情熱なら誰にも負けない――そんな人の中には手帳を1冊自作してしまう人もいる。今回はそんな中でも“準文具王”である博報堂のCMプランナーが作った「ジブン手帳2011」を紹介しよう。 手帳にかける情熱なら誰にも負けない――そんな人々を私は何人も見てきた。そして中には手帳を1冊自作してしまう人もいる。今回はそんな中でも講談社が発売した「ジブン手帳2011」を紹介しよう。 トモエリバー採用、モジュール型3分冊手帳 手帳の悩みのナンバーワンはなんだろう。それは「自分にあった手帳がない」ということではないだろうか。使いこなしや活用もそうだが「土日の幅が小さい」「フォントが好みではない」などのポイントは、手帳の利用歴が長ければ長いほど気になるものだ。そして、世の中には自分仕様の手帳を作ってしまう人も少数ながら存在する。今回紹介する「ジブン手帳」もそんな一例である。 ジブン手帳を制作、デザイン
ITジャーナリストとしてビジネス誌やメディアサイトなどに執筆中。1957年生まれ、大阪府出身。電波新聞社、日刊工業新聞社、コンピュータ・ニュース社(現BCN)などを経てフリーに。2003年10月より3年間、『月刊アイティセレクト』(アイティメディア発行)編集長を務める。(有)松岡編集企画 代表。 主な著書は『サン・マイクロシステムズの戦略』(日刊工業新聞社、共著)、『新企業集団・NECグループ』(日本実業出版社)、『NTTドコモ リアルタイム・マネジメントへの挑戦』(日刊工業新聞社、共著)など。ITmedia エンタープライズでも「Weekly Memo」を連載中。 ビッグデータをどう活用すればいいのか。今回はその大半を占める「IoT(Internet of Things/アイオーティー)」をめぐる動きに関して、いくつか事例やサービスを取り上げたい。 最近あちこちで見聞きするようになったI
1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。2008年より工学院大学情報学部情報デザイン学科非常勤講師。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』、『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。 日本全国列車旅、達人のとっておき33選』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」、Twitterアカウント:@Skywave_JP。 2014年5月下旬から6月上旬にかけて、JRグループの夜行列車に関する発表が続いた。 5月21日にはJR西日本が「美しい日本をホテルが走る、上質さの中に
――日本のことは好きですか? 日本の好感度について、世界の国や地域の人々に聞いたところ、「好き」と答えた人が最も多かったのはベトナムで、マレーシア、タイとアジア圏の国々が続くことが、電通の「ジャパンブランド調査2014」で分かった。4位以降はインド、台湾、シンガポール、香港、フィリピンとなっている。 今回調査を行った国・地域は、中国、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、アメリカ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアの18カ国。 興味や関心がある日本の文化については、「日本食」「日本への旅行」「日本のファッション」がトップ3となった。「2013年時の調査と比較すると、音楽や映画といったコンテンツや、コスプレなどサブカルチャーへの興味が高まっている」(電通)という。 外国人に聞く「Made in JAPAN」のイメージ
ポップアップ式EVFという“飛び道具”を携えて登場した、ソニーの“サイバーショット”「RX100 III」(マークスリー)。実写レビューは後ほどとして、まずはEVFを中心とした外観を紹介する。 ポップアップ式EVF搭載 新レンズでより近づける サイバーショット「DSC-RX100 III」 どこが違う?「DSC-RX100」三兄弟まとめ 新製品は一見するとシリーズ第1弾「RX100」と非常によく似ており、RX100 IIが備えたホットシュー(マルチインタフェースフェース)もないシンプルなもので、外装だけでいえばRX100と大きな意匠の変化はない。ただ、正面にはRX100 IIと同様に「ZEISS」のバッチが貼り付けられており、3モデルを並べることがあっても「ホットシューなし&バッチあり」が最新のRX100 IIIだと分かる。 最大の特徴である有機ELの電子ビューファインダーは、側面に設けら
TwitterやFacebookといったSNSで情報発信を“積極的に行っている人”と“それ以外の人”で、「食事」に関する考え方にどのような違いがあるのだろうか。クチコミのグルメサイト「食べログ」に登録しているユーザーを調査したところ、SNS積極派の人は食事に対するこだわりが強いことが、カカクコムの調査で分かった。 SNSをあまり利用しない人に比べて、積極派の人は「自分の中で、他人に自信を持ってオススメできるレストランがある」「友人や同僚から、おいしいレストランの情報についてよく聞かれるほうだ」「急に外食の予定が入ったときも、しっかりとお店選びをするほうだ」「お店で食事をする際、出てきた料理の内容(素材や味付など)について話をするほうだ」など、食事に関する感度の高さを感じさせる項目の割合が15ポイント以上高い結果となった。 その中でも「グルメに詳しい人のブログやSNSをチェック・フォローして
「セブン-イレブンがコーヒーの販売を始めたぞ。ウチはいつできる?」「ローソンがスイーツにチカラを入れてるぞ。ウチはいつできる?」――。 コンビニ業界でこのような会話は、日常茶飯事に行われている。競合他社が真似(まね)できないモノ・サービスをつくる――。独自の商品を開発することは自社の強みになるが、コンビニ業界でそこにこだわり過ぎると、スピード競争に負けてしまう。少しヒットしただけで、すぐに競合他社が同じような商品を出してくるのだ。 ここ数年を振り返ってみても、コーヒーがヒットすれば各社はこぞって同じような商品を販売する。スイーツがヒットすれば、各社は同じようなメニューをそろえる。もちろん細かく見れば違いはあるが、大きな違いはない。しかし、ミニストップのソフトクリームは違う。長年販売しているところをみると、そこそこ売れているはずなのに(売上非公表)、セブン-イレブンもローソンもファミリーマー
デジイチ初心者応援: 反射を押さえる「PLフィルター」を使ってみよう 昨今のデジカメは多種多彩なデジタルフィルターを備えていますが、今回紹介する「PLフィルター」には、PLフィルターならではの特徴があります。(2013/7/9) デジイチ初心者応援: ダブルズームキットの望遠レンズを楽しもう せっかくだしとダブルズームキットを買ったけれど望遠ズームを最近使わなくなった、もしくは望遠ズームレンズが欲しいけどあまり使わないかもと思っている人はいませんか?今回は望遠ズームレンズの楽しみ方を考えていきます。(2012/8/29) デジイチ初心者応援: 50ミリレンズの使い方を考える 各社から用意されている「50mm F1.8」という交換レンズがあります。比較的低価格かつ明るいために人気ですが、いわゆる標準ズームレンズと撮影領域の重複もあります。その使い方を考えてみましょう。(2012/8/20)
ペットフード協会が発表している「全国犬猫飼育実態調査」によると、犬は1087万2000頭、猫は974万3000頭飼育されている(2013年10月現在)。10世帯にいずれか1頭以上飼われていることになるが、犬または猫を飼っているのはどのような人たちなのだろうか。 20~50代の犬猫派に年収を聞いたところ、女性は犬派・猫派(犬223万円、猫240万円)によって差は見られなかったが、男性は犬派が561万円に対し、猫派は464万円とその差は100万円ほどあることが、ネオマーケティングの調査で分かった。「犬派・猫派の男性で職位に違いは見られないので、職種や企業規模が異なるのかもしれない」(ネオマーケティング)
著者プロフィール・川乃もりや: コンビニ本部で社員をして10年余り、いわゆるスーパーバイザーなるものを経験し、何を思ったか、独立オーナーに転身した。齢40にして、自分の仕事についての足跡を残したくなり、Webサイト「コンビニ手稿」と、誠ブログ「とあるコンビニオーナーの経営談議を始める。 旅行とお酒が大好きだが、コンビニ経営をしていると、なかなか旅行に行く時間がとれない。その一方で、アルコールの量は増えるばかり。 ご一緒に“おでん”いかがですか: 多くの人が一度は利用したことがある「コンビニ」。決して大きなスペースではないが、そこで何が起きているのだろうか。陳列台にはたくさんの商品が並んでいるが、何が売れているのか、またなぜ売れているのか。コンビニの現在と過去を紐解きながら、ちょっとした“謎”に迫っていく。 筆者は大手コンビニの本部社員として活躍し、現在では店舗を構えるオーナー。コンビニの表
スマホが普及、変わり目は“今”──Livescribeが仕掛ける「スマートペン」市場の勝算:“タッチの次”を見いだす技術(1/4 ページ) 来たる「スマホの次」をどうするか。2014年現在、「スマートデバイスとタッチ操作」を軸に据えたスマートデバイス向けWebサービスや製品が活況だが、移り変わりの激しいIT技術とユーザーのトレンドは数年後どうなっているだろう。IT技術を用い、Webサービスを軸に展開する企業は何を考察すべきか。“タッチの次は何か”をふまえた技術や方法が最近、盛んに提案されるようになってきた。 モノが成熟してくると、次はそれを活用した手段を充実させることに意識を向けるようになる。ただ、これまでなかった新しい技術、機器となると、それを使いこなせるようになるまでに時間がかかる課題もある。例えばグーグルのメガネ型デバイス「Google Glass」などに代表されるスマートグラスはと
著者紹介:宮田健(みやた・たけし) 元@ITの編集者としてセキュリティ分野を担当。現在はフリーライターとして、ITやエンターテインメント情報を追いかけている。アイティメディアのONETOPIでは「ディズニー」や「博物館/美術館」などのキュレーターをこなしつつ、自分の生活を変える新しいデジタルガジェットを求め日々試行錯誤中。 先日、日本でInstagramの関係者と話す機会がありました。Instagramはここ最近、企業の利用も進んでいて、スター・ウォーズやディズニーランド、MoMAなど、見ているだけで楽しくなるような公式アカウントが登場しています。 Instagramがムチャ振り旅行に役立った話 筆者は、身近なITの話を取りあげるこのコラム以外にも、通称「ムチャ振り弾丸取材シリーズ」を不定期で連載して(させられて?)います。この取材シリーズは誠編集部から「じゃ、明後日から海外取材行ってきて
2014年4月23日付けで再上場する西武ホールディングス(以下、西武HD)が話題だ。 2004年、西武鉄道は証券取引法違反で上場廃止処分となり、外資系ファンドから約1000億円の出資を得て事業を再編、持ち株会社(ホールディングス)制に移行した。再上場は外資系ファンドが投資を回収するための約束であった。 なお、同社は今回の株式上場では新株を発行しないので、さほど巨額の資金を得るわけではない。しかし新たな資金を得る道を開いたことは期待に値する。金融市場から資金を調達できるためだ。ただ、そのためには西武HD傘下の企業が投資に値するビジネスを企画し、実行していかなくてはいけない。 その新ビジネスの1つというべきアイデアが鉄道ファンの期待を集めている。傘下西武鉄道の看板列車「特急レッドアロー号」を、地下鉄を経由して横浜まで乗り入れようという構想だ。 この構想の歴史は古く、小田急電鉄が東京メトロへ特急
著者プロフィール:藤田正美 「ニューズウィーク日本版」元編集長。東京大学経済学部卒業後、「週刊東洋経済」の記者・編集者として14年間の経験を積む。1985年に「よりグローバルな視点」を求めて「ニューズウィーク日本版」創刊プロジェクトに参加。1994年~2000年に同誌編集長、2001年~2004年3月に同誌編集主幹を勤める。2004年4月からはフリーランスとして、インターネットを中心にコラムを執筆するほか、テレビにコメンテーターとして出演。ブログ「藤田正美の世の中まるごと“Observer”」 大統領が追放される政変で始まったウクライナ危機。政変に続いて、ロシアが黒海の重要地域であるクリミア半島の“制圧”に乗り出し、欧米が強く非難するという構図のまま、奇妙に落ち着いている。米国は制裁を発動したが、その内容は個人の資産凍結やビザ発給禁止など、ごく限られたものだ。EUも米国に追随して制裁を発動
杉山淳一(すぎやま・じゅんいち) 1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。2008年より工学院大学情報学部情報デザイン学科非常勤講師。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」、Twitterアカウント:@Skywave_JP、誠Styleで「杉山淳一の +R Style」を連載している。 JR旅客各社は2014年3月15日にダイヤ改正を予定している。それに先駆けて、2月25日に書店でダイヤ改正版の時刻表3月号が発売さ
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