商店街の小さな老舗酒場『小松』。店の歴史を物語る使い込まれた暖簾が営業中の目印です。15時の開店からお客さんが次々訪れては、さっと飲んで次へ行く。飲み慣れた人々のとまり木になっています。料理の価格は400円前後と庶民的。盛りの良さも人気の理由でしょう。 1950年代から続く、年輪を感じる佇まい酒場が多い錦糸町で60年以上に渡って親しまれてきた大衆酒場『小松』。錦糸町の歓楽街は京葉道路を渡った南側に広がっていますが、『小松』は京葉道路沿いのコンビニなどが立ち並ぶ駅前アーケードにあります。 駅から近く比較的歩きやすい雰囲気にあるためディープさはそれほどありませんが、『小松』の店構えは酒場好きを引き寄せるオーラがあります。 外観飾りのないタイル貼りに、炭酸のリターナブルびんを積んだ通箱。看板には数世代前のデザインで書かれた「サッポロビール」の文字。使い込まれた暖簾が、店の内外の雰囲気をピシャリと
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