超高級食材として知られる「燕の巣」。タイやインドネシアなど東南アジア産が主流だが、ニセモノも多く含まれている。だが、これまでの「ニセモノが出回っている」という問題とは、レベルが違う疑惑が浮上している。 「燕の巣」の中でも最上級、超超超高級品なのが「血燕」(天然、洞窟に作られた赤色の巣)だ。 2011年8月15日、浙江省工商部局は、全省で販売されている「血燕」の検査結果を発表した。3万点、200キログラムの在庫の一部をサンプル検査したところ、そのすべてで基準値を超えた亜硝酸塩が検出された。ある専門家によると、亜硝酸塩は血燕の色を“着色”する過程で付着したもの。実は血燕などという食品は存在せず、ジャンルそのものがニセモノだと話している。16日、温州晩報が伝えた。 *画像は南洋網の報道。血燕。 ■血燕の亜硝酸塩汚染 「燕の巣にニセモノが多くて困るよ」報道は以前からえんえん報じられてきた話ではある