男子たるもの、幼い頃に必ず一度はテレビの向こうで繰り広げられるヒーローたちの熱い戦いに胸を躍らせた経験があるだろう。ウルトラマン、仮面ライダー、メタルヒーロー…。それらに並び、日本を代表するヒーローといえるのが、5色の戦闘スーツに身を包み、チームワークで敵をやっつける「戦隊」だ。男の子たちは最強のレッドに憧れる一方、かれんでけなげなピンクにときめいた。現在33歳の筆者が就学前、そんなふうに夢中になっていたのが「科学戦隊ダイナマン」「超電子バイオマン」だが、最近、両作品のピンクを演じた2人が埼玉県にいることが判明した。今や「ママ友」で「桃友」でもあるダイナピンクこと「立花レイ」、ピンクファイブこと「桂木ひかる」が約30年の時を経てそろい踏みし、当時の秘話やあのレッドやグリーンの現在の姿を語った。