日本科学者会議は13日、経済産業省、内閣府に大飯原発3、4号機の再稼働に反対するとともに、すべての原発の廃止を求め、申し入れました。10日に発表した声明に基づいて行われ、申し入れ後、経産省内で同会議事務局長の米田貢・中央大学教授らが記者会見しました。 米田事務局長は、「チェルノブイリの事故がおきたにもかかわらず、日本では安全神話が流され、その結果が福島の事故となった。科学者の立場から再稼働反対の意思表明をし、政府は原発をなくす決断をすべきだと伝えた」と申し入れの趣旨を説明しました。 舘野淳・元中央大学教授は「判断基準のもとになっている30項目の対策は原発推進派の科学者たちによって作られたものだし、ストレステストは本当の意味でのテストになっていない。原発に批判的な科学者の意見も取り入れて、国民合意を得なければ、これまで自民党が進めてきた路線と同じになってしまう」と指摘しました。 山本富士夫・
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