ソーシャルメディア全盛の時代となり、クチコミを起こすのはずいぶん簡単になった、と思われる方も多いのではないでしょうか。確かに毎日のように「ネットで話題のビデオ!」「話題の記事!」「ブログ炎上!」のようなニュースを目にしていると、面白いものさえあれば放っておいても拡散してゆくような印象を受けるかもしれません。しかしクチコミを専門的に研究しているケラー・フェイ・グループの調査によれば、クチコミ全体の中でネット経由のものはわずか7%であり、大部分(91%)は対面や電話越しに伝わってゆくのだとか。これが正しいとすれば、何がクチコミを起こすのかを考えるためには、ネットだけでなく現実世界での人間の行動を理解する必要があります。本書"Contagious: Why Things Catch On"は、分かったようでよく分かっていない「なぜクチコミが起きるのか」をテーマにした一冊です。 Contagiou
図書館流通センター(TRC)は、全国の公共図書館で働くTRCのスタッフが選んだおすすめ書籍を12月3日に発表しました。2011年に発売されたタイトルが対象で、選出のテーマは「来館者に手にとってもらいたい本」。TRCのサイトで、「1類 哲学」「4類 自然科学」といった図書の分類別に1位を発表しています。 ▽ http://www.trc.co.jp/topics/e_ranking.html 「TRCスタッフが選んだ本2012」は、TRCが運営を受託している全国の図書館スタッフの投票をもとに集計・発表されました。対象書籍は2011年1月1日から2011年12月31日までに発売された一般図書です。対象には文庫、新書、全集、画集も含みますが、マンガ、児童書、絵本、ゲーム攻略本は含まれません。有効投票数は2,605票で、名前が挙がったのは計1,354タイトルでした。 図書の分類(日本十進分類法)別
ボーンデジタルから紙出版、その知られざる紆余曲折:「アプリケーションをつくる英語」著者インタビュー(1/3 ページ) 紙の商業出版物では一度刊行が見送られ、その後達人出版会から電子書籍として発売されるやいなや、エンジニアを中心に大きな話題を読んだ「アプリケーションをつくる英語」。その反響を受けてインプレスジャパンから出版された同書から分かる出版業界の周辺事情を聞いた。 電子書籍の普及にともない、個人が電子書籍の出版を試みるケースが散見されるようになった。海外では電子書籍発の大ヒット作家も誕生しているが、日本においてはこうしたケースは皆無に近い。個人向け出版サービスのプラットフォームは続々と増えつつあるものの、実際に個人の手による電子書籍がヒットし、大きなムーブメントにつながった事例は、ほとんど耳にしないのが現状だ。 そんな中、今年夏にネット上で話題になったのが、達人出版会から発売された電子
書店と電子書籍プラットフォームとのコラボレーション第2弾 書籍購入者にオリジナルデジタルアイテムをプレゼント! WonderGOO×BOOK☆WALKERキャンペーン 8月20日開始 角川グループ直営の電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」を運営する、株式会社角川コンテンツゲート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:浜村弘一、以下角川コンテンツゲート)は、郊外を中心に大型エンタテインメントショップ「WonderGOO」など119店を運営する、株式会社ワンダーコーポレーション(本社:茨城県つくば市 代表取締役社長:宇津木雅美、以下ワンダーコーポレーション)と共に、紙の書籍と電子書籍の相互成長を目指す、ハイブリットキャンペーンの第2弾“WonderGOO×BOOK☆WALKERキャンペーン”を8月20日より開始いたします。 本年5月に実施したキャンペーンが好評を博したため、角川コ
2009年の第10回小学館文庫小説賞受賞、本にうるさい書店員が選考する「本屋大賞」でも2010年の第2位を受賞した「神様のカルテ」。本作を原作とする映画も間もなく公開されるが、iOS向けの電子書籍も小学館からリリースされた。 ナウシカが、あるいはクラリスが朗読してくれる「神様のカルテ」 「神様のカルテ」の著者は夏川草介氏(ペンネーム)。氏は信州大学医学部卒の現役医師でもある。医師として勤務するかたわら書き上げた本作は、紙の書籍で50万部、文庫100万部、「神様のカルテ2」などのシリーズを累計すると180万部と、この夏のベストセラーといえる一作になりつつある。 信州松本にある本庄病院に勤務する一風変わり者の若手内科医が、さまざまな患者、と向き合う中で直面する地域医療の現状、大学病院の医局からの誘い、そして「医療とは何か」という葛藤(かっとう)、それらを経て、人間として成長していく主人公の姿に
2010年10月31日10:00 カテゴリ 「Ustreamがメディアを変える」発売記念裏話 ブログをずいぶんサボってたんだけど、11月10日に新書が出ることになった。「Ustreamがメディアを変える」というタイトルで、ちくま新書から。今回はこの本の出版裏話みたいなものを書いてみたいと思う。Twitterにも書いたんだけど、まとめて読むと便利かなーと思って。 最初にこの話がきたのは、5月ぐらいだったかなー。まさにUstreamがブレイクし始めたころで、まだ類書もそんなになかった。ただちくま新書は入稿してから本が出るまで3ヶ月かかるということなので、その頃にはいろいろ出てるだろうという予測はできた。 僕の目線でUstreamを語るとしたら、どういうスタンスが考えられるかなーと、編集者と作戦を立てるわけだけど、たぶん類書を書く人って、ITに強い人だと思うのね。で、僕の強みってなんだろうという
グーグルは7月5日、書籍検索サービス「Googleブック検索」日本語版を公開した。書籍をキーワード検索でき、出版社の許諾を受けた書籍については、表紙や本文の一部の画像も閲覧できる。著作権が切れた書籍なら全文閲覧できる。 「Google Book Search」の日本語版で、当初は昨年内の開始を計画していた(関連記事参照)。 検索窓にキーワードを入力すると、関連する書籍を一覧表示する。デフォルトでは、表紙や本文の一部の画像が見られる「部分プレビュー」に対応した書籍を検索結果に表示。タブを切り替えたり「検索オプション」から設定すれば、検索対象をすべての書籍に広げたり、全文表示できる書籍だけに絞り込んだりすることもできる。 書籍のタイトルやサムネイルをクリックすると、書籍情報を表示。著者や発行年、出版社、ページ数、ISBN番号を確認できるほか、Amazon.co.jp、楽天ブックス、紀伊国屋書店
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
先日発売された に続き、またまた WordPress 本が発売されるようですね。WordPress 関連の本が増えるのは良いんですが、以下疑問点: 著者のアイティティ さんって? 次世代ブログって何が次世代? 表紙の絵は結構良いと思うけど、あまり WordPress と関係ないんじゃ・・・ アマゾンによると、発売日は6月8日とのことなので早ければ来週の今頃くらいに一部の書店に並ぶのかな。 はじめまして。 Googleで書籍を検索したら、もう紹介されているブログがあり、驚きました。私もWordPressユーザーですけど、日本ではまだWordPressに関する情報がまだ少ないせいか、WordPressユーザーが機敏なのか、いつも脱帽です。 私としても、いろいろなブログ構築ツールの中で、wordPressはなかなか気に入っていますし、これからも大きく変わっていきそうな感じがするので、使いながら勉
このところの音楽業界は、 ソフト、ハード面ともにとても激しく変わっている。 それに比べれば、大人しい感じもするが、 出版業界でも、着実にいろいろと変わっている。 そんな中で、 一般の人が本を出したいという希望をかなえてくれるビジネス、 つまり、出版プロデュースビジネス、 書籍コーディネートと言われるビジネスが、今おもしろい。 出版プロデュースビジネスは、自費出版と違い、 出版社の本として商業出版する本を、 出版社の外部にいて、 個人の企画からプロデュースするビジネスである。 新しいビジネスのやり方であるため、 最近、新聞でもこのビジネスが紹介されていた。 私も夏に「小さな会社の儲かるブログ活用術」という本を出したが、 この本の出し方も、この流れの中にある。 一般的には、本を出した経験者の私がいろいろ説明しても、 本を出すことなどできるものではない、と考えがちである。 こういう認識の人には、
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