ついに小山田圭吾氏の冤罪が晴れたようだ。片岡大右氏が、小山田氏をめぐる一連の騒動の全体像を3回シリーズで描き出し、検証している。 【集英社オンライン掲載のシリーズ第3回】 shueisha.online 小山田氏インタビューを掲載した昔々の(1990年代。20数年前の)雑誌記事を批判的に取り上げたあるブログ(「小山田圭吾における人間の研究」)があり、2006年に書かれたこのブログ記事の影響力を背景にネット炎上が起こった。 東京五輪が近づくにつれ、炎上騒動は再燃し、TVワイドショー(例えば坂上忍がMCを務めるフジの「バイキングMORE」)や毎日新聞や週刊誌などがこれを大きく取り上げて、全国的バッシングに至った経緯がある。 問題の発端を片岡氏は次のように述べる。 アンダーグラウンドな閉域から「2ちゃんコピペ」を引き出したのは、まずはあるブログ記事だった。 「小山田圭吾における人間の研究」と題す