自民党の山谷えり子元国家公安委員長(参院比例)は、所属する安倍派の政治資金パーティー裏金事件を巡り、平成30年から5年間分の政治資金収支報告書に計2403万円が不記載だったと明らかにした。 自身のX(旧ツイッター)に「深く反省している」と投稿した。パーティー券の販売ノルマ超過分は支出に充てず、事務所内で保管していたと説明している。
![山谷えり子氏、2400万円不記載 「深く反省」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ff6305200f559fd0c795f750aa63b9afe1fa450d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FihG1yFdvIrOZO2Fv2AYndZLhMDI%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%281846x2110%3A1856x2120%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FLOAJ4JGIGFMJHPSFJHB56BKYQY.jpg)
2017年4月、自民党の北朝鮮による拉致問題対策本部・山谷えり子本部長から申し入れ書を受け取る安倍晋三首相。右は加藤勝信拉致問題担当相(いずれも当時) 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係についてかねて指摘されていた、自民党の山谷えり子元拉致問題担当相。9月8日に党が、旧統一教会と関係があった議員について氏名を公表した資料には名前がなかった。しかし、以前、国政選挙で山谷氏の事務所に応援に入ったという元信者の記録を見ると、関係が深いとすら思えるのだが。 山谷氏は現職の参議院議員(比例区)。旧統一教会の友好団体が発行する「世界日報」に登場したり、過去の選挙で重点候補として支援を受けていたりしたと、8月初旬にメディアで報じられた。 旧統一教会を長く取材しているジャーナリストで前参院議員の有田芳生氏も、 「山谷えり子さんは統一教会の重点候補でした。長い長い付き合いがあることは、多くの信者たち
Published 2022/10/01 16:01 (JST) Updated 2022/10/01 16:05 (JST) 自民党が2度にわたり発表した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と所属国会議員との接点調査では、山谷えり子元国家公安委員長の名前は公表されなかった。山谷氏を巡っては専門家から、教団が推し進める政策に欠かせない存在として、安倍晋三元首相と同様に重要視されていたことを相次いで指摘されている。 元参院議員でジャーナリストの有田芳生氏が入手したとする教団内部文書では、2010年参院選で安倍氏と並び立つ存在として山谷氏への支援が呼びかけられていた。 文書では、教団が重視するジェンダーや青少年の問題を巡り、山谷氏の存在が「なくてはならない」と説明していた。
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着をめぐり、自民党が公表した点検結果はヌルいにも程がある。衆参両院の議長を除く所属国会議員379人中、何らかの接点があるとしたのはわずか179人。そのうち、名前を出したのは特に関係が深いとする121人のみ。その上、教団との濃厚な関係が…
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