参院選直前に「セクハラ」報じられた猪瀬直樹氏が名誉毀損訴訟 被告は朝日新聞と有識者としてコメントした政治学者の三浦まり氏 「公道上のセクハラ考えられない」気になる訴状の中身は? 7月の参院選に日本維新の会公認で比例区から出馬し、初当選した作家で元東京都知事の猪瀬直樹氏が6日、選挙直前に起きた「セクハラ騒動」を報じた朝日新聞と同紙が有識者としての見解を求めた政治学者の三浦まり氏(上智大教授)に名誉を毀損されたとして、1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。 トップ当選のはずが選挙に打撃 一連の騒動を巡っては猪瀬氏らの当事者はセクハラ行為があったことを全面的に否定している。しかし報道された直後からSNSで拡散し、ネットで炎上状態に。三浦氏のほかにも有識者やジャーナリストらの“インフルエンサー”が断定的に論評する人が相次いだ。 その後の参院選では、維新の比例候補者でトップ当選の予