月刊Hanada4月号に載った福田ますみ氏の「ルポ統一教会④“抹殺された”現役2世信者たち~実名告発」を読んだ。 今回もパンチの効いた内容で、政府による統一教会批判、「被害者」の救済、文科省の質問権行使など一連の動きが、まぎれもない宗教迫害であり、宗教差別であることをまざまざと感じさせた。 産経新聞2月24日掲載広告より ルポの後ろの方に、3月号で「巨悪」と名指しした全国弁連(全国霊感商法対策弁護士連絡会)の話が出てきて、こう書いてあった。 そもそも彼らが言う被害とは、「被害相談」のことである。 そう、そう。やっぱりそうかと膝を打った。前々からおかしいと思っていたのだ。 全国弁連発表ということで全国紙に載る「被害額」は水増しではないのか、とずっと疑問だった。 その数字は全国弁連のホームページで公開されているが(追記:23年10月初めに削除された。原ページの魚拓がある)、ただ数字が各年ごとに