3月13日、「情報ライブ ミヤネ屋」にコメンテーターとして出演した紀藤正樹弁護士の発言で教団の名誉を傷つけられたとして、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が約2200万円の損害賠償などを求めた訴訟について、東京地裁は原告の請求を棄却する一審判決を出した。 訴訟の経緯 今回の訴訟は、2022年7月に情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」にコメンテーターとして出演した紀藤弁護士の発言は事実と異なり、教団側の名誉を傷つける内容であるとして、紀藤弁護士と「ミヤネ屋」を制作する読売テレビに、名誉毀損に対する損害賠償を請求したもの。 具体的には、紀藤弁護士による「信者に対して売春させていた事件まである」という発言、および「お金集めのためには何でもする」という発言は虚偽であり教団の社会的評価を低下させた、と原告側は主張。 しかし、裁判所は両方の発言について真実性相当性や真実性を認めて、原告の請求をいずれも棄却