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ブックマーク / fika.cinra.net (7)

  • 黒沢清の語る映画界 深夜労働やモラルの欠如は作品の質を左右する | Fika

    昨今、様々な業界で「働き方改革」が叫ばれ、労働環境が見直されている。しかし、その風潮はものづくりの現場に浸透しているのだろうか。特に日映画業界は、長時間労働、低賃金、無契約など過酷な労働環境のイメージが持たれている。 『トウキョウソナタ』『散歩する侵略者』をはじめ数々の作品が国内外で高い評価を受け、日映画界を牽引する監督のひとりである黒沢清監督。黒沢監督の現場は、深夜までの撮影は極力行わず、スケジュール管理もきちんとされ、労働環境が整えられていると聞く。 働き方の先進国としても知られる北欧。そのスピリットを伝えるFikaが、「映画を取り巻く労働環境、性差、賃金など気持ちのいい状況が整っているかどうかが、ずばり作品のクオリティーを左右する」と話す、黒沢監督とともに映画文化のこれからを考えたい。 時間管理をしっかりしないとまともな映画は作れないと思います。 ―黒沢監督の現場は労働環境に関

    黒沢清の語る映画界 深夜労働やモラルの欠如は作品の質を左右する | Fika
  • オードリー若林「生きづらさ」の答え。あるべき論から自由になる | Fika

    インタビュー・テキスト by 黒田隆憲 撮影:前田立 編集:青柳麗野(CINRA)、川浦慧(CINRA.NET編集部) オードリーの若林正恭による、2016年の旅行記『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』が文庫化され、書き下ろしの新章として「モンゴル」「アイスランド」「コロナ後の東京」の三編と、彼とプライベートでも親交の深いDJ松永(Creepy Nuts)による「解説」が追加された。 かつて「人見知り芸人」と呼ばれた若林は、2016年に逝去した父が家族に遺したメッセージを読んだことがきっかけで、「外の世界」へと目を向けるようになっていく。自分が抱える「生きづらさ」の要因が、「スペック」や「勝ち負け」を重視する新自由主義的な価値観にあり、そこでサバイブするための隠しコマンドは「没頭できる趣味」「血の通った関係」であると気づいていく。そんな過程を綴った書は、単なる旅行記エッセイとは一

    オードリー若林「生きづらさ」の答え。あるべき論から自由になる | Fika
  • 暴力を捨てたC.O.S.A.は、ラッパーとして言葉で人を動かす | Fika

    音楽映画といったアートから料理まで、ものを作る上で重要になってくる作り手の「こだわり」。北欧の「クラフトマンシップ×最先端技術」をテーマにした『Fika』では、さまざまな作り手の「クラフトマンシップ」、ものづくりに対する「こだわり」の姿勢に触れる。 今回、インタビューしたのは、人の心を突き刺す「リリシスト」として知られる愛知県知立市出身のラッパー、C.O.S.A.。<孤独な一昨日から来ている男>というリリックが表すように、常に孤独さがつきまとっている印象がある彼。趣味だという釣りの話から、徐々に彼のラップの根源でもある「孤独さ」へと、話は進んでいった。 小学生の頃から、どう人と接していいかわからなかったんです。 ―C.O.S.A.さんは、釣りが趣味とのことですが、いつ頃から釣りはお好きなんですか? C.O.S.A.:子どもの頃から好きだったんですけど、1回離れて、2年前くらいからまたハマ

    暴力を捨てたC.O.S.A.は、ラッパーとして言葉で人を動かす | Fika
  • Mummy-Dの30年ラップを続けた境地「ラップで人間国宝を目指す」 | Fika

    今年、結成30周年を迎えたヒップホップ界のパイオニア・RHYMESTER。そのMCにして、トラックメイキングを含めたソロ活動やユニット・マボロシなど、幅広い活躍を見せてきたのがMummy-Dだ。 今年49歳を迎えた彼は、卓抜したライミングや飄々としたキャラクターで人気を博す。しかし、どんな人間にだって葛藤はある。今回彼がリラックスしたムードで話してくれたのは、Fikaのテーマであるクラフトマンシップや、もの作りへのこだわり、そしてキャリアを積み重ねたからこそ、絶えず自問自答を繰り返し、一歩でも前を目指そうとする「現在地」についてだ。 365日24時間音楽と向き合い続けるミュージシャンが、唯一心安らぐ余暇は「歴史」 ―このインタビューは8月に行われていますが、RHYMESTER結成30周年を記念した47都道府県ツアーのお休み期間なんですよね? Mummy-D(以下、D):そうだね。夏はフェス

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    txmx5
    txmx5 2019/10/12
    “D:これは人前で初めていうんだけど、ここ数年で一番ビックリしたのは、元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎さん。作詞が本当に、普通とは「角度」が違うというか、力の抜け方もすごい。俺とも全然違うんだけど、”
  • ビョークは、アイスランド国民にとっての国民的歌手ではなかった | Fika

    1993年に1stアルバム『Debut』でソロデビューして以来、その唯一無二な感性で前人未到のサウンドスケープを世に提示し、ポピュラーミュージックシーンの最前線を走り続けてきたアイスランドの至宝、ビョーク。音楽のみならず、女優として『カンヌ国際映画祭』でパルムドールを受賞したり、活動家として貧困・環境問題や、女性の権利についてメッセージを発信したり、その言動は常に世界中の注目を集め続けてきた。 最新テクノロジーを導入した先鋭的なサウンドと、母国・アイスランドを始め様々な国の伝統音楽を融合したその音楽性が象徴するように、彼女のこの25年間の活動は、アイスランド人としてのアイデンティティーと、そこから解放され自由になりたいという衝動のせめぎ合いのなかから生まれてきたもののように思う。では、そんな彼女の姿をアイスランドの人々は、どんな気持ちで見つめてきたのだろうか。 アイスランドの音楽に魅了され

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  • 菊地成孔の美食コラム ポストモダン料理を味わいにセララバアドへ - コラム : 北欧カルチャーマガジン Fika(フィーカ)

    料理界に革命をもたらしたポストモダンの料理店を考察する 連載第2回目にして早くもクラシックではなくポストモダンが来るとは思わなかった。しかし、よくよく考えれば、当然、とまでは言わないが、順当、ぐらいの話ではある。 当欄読者の中で「noma」をご存知の方はどれぐらいいるだろうか? そしてこの、ポストモダン・デンマーク料理店をご存知の方の多くは、スペインの「エル・ブジ」もご存知の筈だ。 更にその中の0.1%ほどの方が、筆者の音楽家としてのデビューソロアルバムのタイトルと、物書きとしての処女エッセイ集のタイトルをご存知かもしれない。前者は2002年に発売された『デギュスタシオン・ア・ジャズ』、後者は2003年に出版された『スペインの宇宙』である。どちらも料理界に何度目かの革命をもたらしたエル・ブジの料理に由来しているのは言うまでもない。 「何の話か、全然わかんないよ」という方には、少々の我慢を

    菊地成孔の美食コラム ポストモダン料理を味わいにセララバアドへ - コラム : 北欧カルチャーマガジン Fika(フィーカ)
  • Spotify×カセット店waltzの両極対談 激変する音楽業界の未来は? - インタビュー : 北欧カルチャーマガジン Fika(フィーカ)

    2008年にスウェーデンでスタートし、昨年日にも上陸した世界最大級の音楽ストリーミングサービス、Spotify。2017年3月には世界全体で有料会員数が5000万人を超えたことも発表され、音楽ファンにはお馴染みの存在となっている。 そして今、テクノロジー音楽の聴き方をドラスティックに変えつつある一方、レトロだと思われていたアナログな音楽ソフトにも注目が集まっている。世界的に売り上げが伸びているアナログレコードに続き、徐々に巻き起こりつつあるのがカセットテープカルチャー。そのムーブメントの牽引役が、世界的にも珍しいカセットテープ専門ショップの「waltz」だ。2015年、中目黒に店を立ち上げたオーナーの角田太郎は、レコードショップのバイヤーなどを経て、「Amazon.com」の日法人立ち上げを成功させたキャリアの持ち主でもある。 今回はスポティファイジャパンの野晶とwaltzの角田太

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