[ロンドン 20日 ロイター] 国際的に事業展開するホテルチェーン「クラウンプラザ」が、宿泊客が快適な睡眠を得られるよう、防音ならぬ「防いびき」対策を徹底した部屋を導入した。 クラウンプラザは欧州と中東のホテル10カ所で「防いびき」部屋を試験的に導入したほか、英国のロンドン、リーズ、マンチェスターなどにある6カ所のホテルで、いびきがうるさい宿泊客に注意を促す「いびき監視隊」を今月からスタートさせた。 リーズのホテルで「いびき監視員」を務めるローラ・シンプソンさんは、同ホテルでは2つの階で「静音エリア」を設けており、監視員が各階を回って迷惑音を出している客がいないかチェックすると述べた。いびきのうるさい客がいれば、ドアをノックして知らせるという。数回にわたりいびきを注意されれば、次回滞在時に「静音エリア」から離れた部屋を割り当てられる仕組み。 一方、「防いびき」部屋では、防音壁のほか、