CDの市場が縮小し、音楽をきく手段が多様化するなか、音楽などをインターネットで配信する事業を手がける会社が新たな利用者を獲得しようと、老舗の音楽会社、日本コロムビアの株式をすべて取得して完全子会社化すると発表しました。 日本コロムビアは、107年前の明治43年に蓄音機の製造販売会社として事業を始め、戦後、国内初のLPレコードを発売しました。故・美空ひばりさんなど昭和を代表する多くの歌手の音楽を手がけましたが、業績の低迷により3年前からフェイスの子会社になっていました。 CDの市場が縮小し、音楽を聞く手段が多様化する中、両社は完全子会社化で経営の意思決定を速めて、新たなユーザーを獲得できるコンテンツの開発力の強化を図っていくとしています。 日本コロムビアの吉田眞市社長は会見で「100年以上の歴史を止めないためにも、上場企業という看板よりも新たなライフスタイルを先取りする事業展開を進めることが
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