太平洋戦争中に、旧日本軍との海戦でインドネシア沖に沈没したオランダ軍の3隻の艦船が、海底から無くなっていることがわかり、何者かに略奪された可能性が高いと見られていて、インドネシアとオランダが合同で調査を進めることになりました。 これについて、インドネシアの首都ジャカルタで23日、ジョコ大統領とオランダのルッテ首相が会談し、沈没船が消失した経緯について、両国が合同で調査を進めていくことで合意しました。 インドネシアの沖合には、太平洋戦争中に沈没した船など多くの海底戦跡がありますが、最近は沈没船の金属を回収するため、クレーンを使って船体を引き揚げたり、爆薬を使って船体を破壊したりする違法行為が横行していて、今回の沈没船も何者かによって略奪された可能性が高いと見られています。 オランダ側は「沈没船には戦没者も眠っていて、墓地として丁重に扱われなければならない」として、このほかの沈没船についても、
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