[ワルシャワ 17日 ロイター] ポーランド中心部を縦に流れるビスワ川で、約400年前に沈んだとみられる大理石の石細工が発見された。干ばつに見舞われて川の水位が記録的に低くなったことが発見につながった。 考古学者らによると、今回見つかった石細工は、17世紀にスウェーデンの侵略者がポーランドから持ち帰ろうとした際に、船とともに川底に沈んだものだという。 研究者らは川底に石細工が沈んでいることを以前から知っていたが、水深の問題で引き上げるのは困難だとみていた。研究者の1人は「干ばつに大いに助けられた」と語っている。