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人名用漢字に関するworks014のブックマーク (211)

  • 人名用漢字の新字旧字:「渚」と「渚」

    【編集部注】今回の記事には「渚」の旧字(者の中に点がある)が登場しますが,環境によってはブラウザで正しく表示されません。JIS X 0213対応フォントが搭載されている Windows Vista や Mac OS X は表示できますが,Windows XP だとパッチが必要です。フォントが搭載されてない場合は,中黒の「・」や「?」が表示されます。また,文最初の文のカッコ内は,韓国のGulimCheフォントが搭載されていれば表示できるようにしてあります。Windows では表示できますが,Mac OS だと(者の中に点がない)「渚」として表示されます。ご承知おきください。 * * * 新字の「渚」と、旧字の「渚」(者の中に点がある「渚」)は、どちらも人名用漢字なので、子供の名づけに使えます。つまり、新字の「渚」も旧字の「渚」も、どちらも出生届に書いてOK。ちなみに、者の中に点のない「渚」

    人名用漢字の新字旧字:「渚」と「渚」
  • 第4回「国」と「國」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    旧字の「國」は人名用漢字なので、子供の名づけに使うことができます。新字の「国」は常用漢字なので、やはり子供の名づけに使うことができます。つまり、「国」も「國」も出生届に書いてOK。でも、「国」と「國」の両方が子供の名づけに使えるようになったのには、かなり微妙な歴史が背景にあるのです。 太平洋戦争中の昭和17年6月17日、国語審議会は文部大臣に標準漢字表を答申しました。標準漢字表には旧字の「國」が収録されていて、さらに、囗の中に王を書く「囯」がカッコ書きで添えられていました。つまり「國(囯)」となっていたわけです。標準漢字表では、「囯」はカッコ書きになっているものの、一般に使用して差し支えないということでした。そして、新字の「欧」が当用漢字になったように、「囯」も同じく当用漢字になれるはずでした。しかし日の敗戦によって、囗の中に王を書く「囯」という漢字は、数奇な運命を辿ることになります。

  • 人名用漢字の新字旧字:「欧」と「歐」

    新字の「欧」は常用漢字なので子供の名づけに使えるのですが、旧字の「歐」は子供の名づけに使えません。「欧」は出生届に書いてOKだけど、「歐」はダメ。旧字の「櫻」や「龍」が人名用漢字なのに、どうして「歐」は人名用漢字になれなかったのでしょう。その原因は、国語審議会が太平洋戦争中に答申した標準漢字表へと遡ります。 漢字制限に関する審議をおこなっていた国語審議会は、昭和17年6月17日、文部大臣に標準漢字表を答申しました。標準漢字表は、各官庁および一般社会で使用する漢字の標準を示したもので、 2528字が収録されていました。この中に旧字の「歐」が含まれていて、しかもその直後には、カッコ書きで新字の「欧」が添えられていました。つまり「歐(欧)」となっていたわけです。標準漢字表では、新字の「欧」はカッコ書きになっているものの、一般に使用して差し支えないということでした。 終戦後も国語審議会は、漢字制限

    人名用漢字の新字旧字:「欧」と「歐」
  • 第2回「竜」と「龍」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    旧字の「龍」が人名用漢字なのは、かなり有名な話です。新字の「竜」も、旧字の「龍」も、どちらも子供の名づけに使うことができます。ただし、旧字の「龍」の左上1画目は、横向きに「一」を書くのが、人名用漢字としては正しいのです。パソコンなどで表示される「龍」と、微妙に字体が違っています。どうしてこんなことになってしまったのでしょう。その原因は、昭和26年に内閣告示された人名用漢字別表にあるのです。 当用漢字表だけでは子供の名づけに足りない、という国民の声を受けて、昭和26年5月14日、国語審議会は人名漢字に関する建議を発表しました。この建議は、子供の名づけに使える漢字として新たに92字を追加すべきだ、というもので、この92字の中に「龍」も含まれていました。ただし、この建議は手書きのガリ版刷りで、そこでの「龍」の1画目は、むしろ「丶」に近いものでした。 文部省は翌週5月22日、人名漢字に関する建議の

    第2回「竜」と「龍」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
  • 安岡 孝一 | 三省堂 WORD-WISE WEB -Dictionaries & Beyond-

    (短期集中連載)「いちかっこ」「いちまる」の広がり NEW! 「いちかっこ」「いちまる」の広がり その3 NEW!新着記事

  • 第1回「桜」と「櫻」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    「櫻」が人名用漢字だというのを、ご存じでしょうか? 新字の「桜」ではなく、旧字の「櫻」の方です。新字の「桜」は常用漢字なので、子供の名づけに使えるのは当然なんですが、実は、旧字の「櫻」も子供の名づけに使えるのです。つまり、「桜」も「櫻」も出生届に書いてOK。でも、どうして、新字と旧字の両方が、子供の名づけに使えるのでしょう? その原因は、太平洋戦争直後の当用漢字表の時代へと遡ります。 子供の名づけに使える漢字が制限されたのは、昭和23年1月1日の戸籍法改正に端を発します。「子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。常用平易な文字の範囲は、命令でこれを定める」というのが、改正された新しい戸籍法の条文でした。これ以前は、子供の名づけに使う漢字は自由だったのですが、この条文によって、初めて、子供の名づけに使う文字が制限されることになったのです。戸籍法のいう「常用平易な文字の範囲」は、同じ

    第1回「桜」と「櫻」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
  • 人名漢字_官報

  • 人名用漢字 2004年9月27日改正から生じる疑問

    2004年10月12日 作成 2004年10月17日 最終修正 富田倫生 2004年9月27日、法務省は戸籍法施行規則を改正し、人名用漢字に新たに488字を加え、あわせて、これまで「当分の間…用いることができる」と条件付きで使用を認めてきた旧字体などの異体字205字を、正式な人名用漢字に格上げしました。 これによって、人名用漢字は計983字となり、名前に使用できる漢字は、常用漢字の1945字とあわせて、2928字に広がりました。 ※「官報 平成16年9月27日 号外第213号」に記載された、戸籍法施行規則の改正内容をテキスト化し、以下においておきます。 http://attic.neophilia.co.jp/gate/jinmeiyo_2004_9_27.zip 人名用漢字を大幅にふやしたことに加えて、今回の改正は、「一つの字種に対しては、標準とすべき一つの字体を示す」という、これまでの

  • 人名用漢字 - Wikipedia

    人名に使える漢字の数(2017年9月25日現在) は 常用漢字2136字種2136字体(一覧) 漢字の表(一)(常用漢字の異体字でないもの)633字種651字体 漢字の表(二)(常用漢字の異体字であるもの)212字種212字体 である。字種としては、1.の2136字種と2.の633字種を合わせて2769字種になる。3.は、すべてが常用漢字の異体字である。また、字体としては、1.の2136字体と2.の651字体、3.の212字体で合わせて2999字体になる。 長期間使っていたペンネームを名の変更届で名とする場合は、「𠮷」など人名用漢字に含まれていない漢字でも家庭裁判所の判断により許可される可能性がある[9]。 文字コード上のどの漢字とマッピングされているかと、正式な文字の字形は、法務省 戸籍統一文字情報で確認できる。 常用漢字以外の文字とその異体字 丑 丞 乃 之 乎 也 云 亘‐亙 些

  • yasuokaの日記 | スラド

    2021年12月23日の日記の読者から、NDL古典籍OCR用RoBERTa-small ver.2という単文字日語モデルをお教えいただいた。以前、私(安岡孝一)が作ったroberta-small-japanese-aozora-charを再トレーニングして、TrOCRのデコーダーに使っているらしい。とりあえず、当該モデルをGoogle Colaboratoryで動かしてみよう。 !pip install transformers !test -f model-ver2.zip || curl -LO https://lab.ndl.go.jp/dataset/ndlkotensekiocr/trocr/model-ver2.zip !test -d model-ver2 || unzip model-ver2.zip from transformers import pipeline f

  • Kanjibukuro

    人名用漢字別表の変遷 人名用漢字別表の変遷を以下に示します。 各漢字はJIS X 0208-1990・JIS X 0208-1983・JIS C 6226-1978・JIS X 0212-1990との対応表となっています。 1951年5月25日「人名用漢字別表」により、以下の92字が制定。 1976年7月30日「人名用漢字追加表」により、以下の28字が追加。 1978年に制定されたJIS C 6226-1978の「第1水準」には、これら120字が全て(ただし26-67は「」、38-65は「」、46-22は「」です)含まれています。 1981年10月1日「人名用漢字別表」により、以下の8字が削除。 以下の54字が追加。 さらに以下の6字の字体を変更すると同時に「人名用漢字許容字体表」を制定。 旧 この結果JIS C 6226は1983年に改定されてJIS C 6226-1983となり、以下の