本づくりに生きる東欧の図像──チャペック兄弟の世界にうまれ、大正時代の日本の「漫画」にも影響を与えたブックデザインの様式とは? 書物の楽しさをデザインするための、あたらしい切り口。 チェコから真っすぐ日本にむかってボールは投げられた。それで、受けとめる人間が日本にいたんですね。──鶴見俊輔 2008年6月中旬刊行 定価1,540円(本体1,400円+税) 四六判並製・128ページ。 この書籍は書店での販売をしておりません。 SUREへの直接注文にてお求めください。 平野▼このフォントを、ぼくは「箸袋」と称してるんですけどね。なんかさ、食堂に入ると、紙の箸袋を折ったりなんかしながら、みんな待ってるじゃない。ああいう雰囲気なんです(笑)。三本、太さの違う線がありますね。これを一つの様式にしてるんですね。その様式が、ラダのイラストレーションとほとんど同じ手法なんですよね。こういうところに、影響が