世界的に、ITや金融界では非常に大きな需要と雇用機会があるため、数学に興味を持つインド人学生を育成・奨励していくべきだ」 そう述べたのは、米プリンストン大学のマンジュル・バルガヴァ教授。同教授は現在、国立インド工科大学ムンバイ校を訪れている。 「グーグルのような大手IT企業やいくつかの大手金融企業は、純粋数学を専攻する学生やスペシャリストを求めている。保護者やインドの学校・教育機関は、数学を真剣に学ぶ学生を育成、奨励すべきだ」と主張した。 さらに、「数学のスペシャリストには非常に大きな需要があるが、人材が不足している。インド人学生には、数学の才能が遺伝子の中に組み込まれているのだから、インドはこの課題に真剣に取り組んでみてはどうか」と提議した。 バルガヴァ氏(33歳)は200年間解明できなかった問題を解き明かし、一気に自分の専攻分野のトップに登りつめ、28歳の時にプリンストン大学最年少の教