川崎重工業などが位置情報を使ったアプリで、にぎわい創出に向けた実証を行う三宮本通商店街=神戸市中央区三宮町2 川崎重工業(神戸市中央区)は、位置情報を使ったスマートフォン用アプリで、神戸・三宮の商店街のにぎわい創出を目指した実証事業に取り組む。衛星利用測位システム(GPS)の電波が届かない屋内でも位置を把握できる同社の技術を応用。アプリを通じ、同じ店の見知らぬ客同士や店員が商品についてやりとりすることを想定し、商店街の活性化につなげる。(大島光貴) 川重はアプリを「Real D You(リアデュー)」と名付け、開発を進めている。通信用の電波を使って位置を特定できる技術を応用する。同技術では、操作する端末が建物のどの階のどの店舗にあるかを確認することができるという。 川重が想定するアプリのイメージは、商店街の店にいる客が「このTシャツ、かわいい」と書き込むと、別の人のアプリの地図上にも、発信
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