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ブックマーク / www.msz.co.jp (3)

  • 青森 1950-1962 工藤正市写真集 (AOMORI 1950-1962: Photographs by Shoichi Kudo)

    昭和30年代の青森で、人知れず奇跡の瞬間を撮り溜めていた写真家がいた。 没後、発見されたフィルムの束。そこに写されていたのは、戦後の青森に生きる人々の日常の姿と、やがて失われる情景への思慕にみちた、故郷を愛する写真家のまなざしである。 家族がインスタグラムで発表するや、国内外の写真ファンの間で話題に。 工藤正市の写真の魅力に、今、世界は目を奪われている。 残されたプリントとフィルムから一挙366点を収録 写真家の写真雑誌入選作をたどる略歴を付す 青森市街の撮影ポイントを示す地図を掲載 工藤正市は1929(昭和4)年青森市生まれ、2014年に84歳で亡くなった写真家である。 生まれ育ち、一生を過ごした青森の風景と人々を仕事の合間に撮りつづけ、1950年代にいっときカメラ雑誌に投稿したほかはだれにも見せることなく、家族にすら知らせないまま一生を終え、没後になって家族が膨大なネガの束を発見。スキ

    青森 1950-1962 工藤正市写真集 (AOMORI 1950-1962: Photographs by Shoichi Kudo)
  • 西澤丞『福島第一 廃炉の記録』 | みすず書房

    今も数千人が働く福島第一原子力発電所の廃炉作業を、2014年から撮影し続けている写真家・西澤丞。氏の写真には、巨大な原子炉の周囲で懸命に働く人々の姿や、今も残る津波の爪痕、真新しい設備群の内部、ガレキの積み重なる放射性廃棄物の保管庫など、福島第一のまさに現場の姿がとらえられています。 書は、廃炉作業が現在も進行中であり、まだ始まったばかりであることを実感できる、唯一無二のフォトドキュメンタリーです。西澤氏の150点を超える写真に解説・図版を添え、すべての文に英訳を併記していることが大きな特徴です。資料的価値の高い、読み応えたっぷりの記録写真集として刊行します。 自分にできることは、何なのか。 ――この撮影に関して、私は、何かしらの意見を伝えることを目的にしているのではない。ただ、現場に行くことができない人に対して判断材料を提供したいと考えている。原子力発電については、さまざまな考えがあ

    西澤丞『福島第一 廃炉の記録』 | みすず書房
  • 『ヒトの言語の特性と科学の限界』 | トピックス : みすず書房

    鎮目恭夫 入稿時から責了にいたるまで、書『ヒトの言語の特性と科学の限界』の著者の仕事は、末期癌で入院中の病院のベッドで行なわれた。 初校段階では、校正するのは疲れてほとんどできないが、書のために不足していること、追加したいことを「第四部または最後の追補」にまとめたので、と書で十数頁になった新原稿を書かれ、渡された。(6月25日) 再校時では、ちょっと元気が出てきたので、すべて校正をした、ちょこちょこ追記も書いた、と言われた。その通り、校正刷りにはかなりの朱が入っていた。また、索引もつくりたいので、適当に拾い出してみた、あとはこの感じでやってほしい、とも言われた。(7月7日) それから数日して、郵便で「まえがき」の追加原稿が送られてきた。そこには、病院やご家族や編集者など、この間お世話になった方々への謝辞があった。 そういうわけで数回病院通いをして、著者から色んな話を聞いた。湯川・朝永

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