(CNN) 米ペンシルベニア州ピッツバーグの中学生スヴィア・マーチャンダニ君(14)が、文書を印刷する際に使用する文字書体(フォント)を変えるだけで、ごみの削減とコスト節約を同時に実現できる、との画期的な研究結果を発表し、注目を集めている。 この研究は、中学校の科学のプロジェクトとして始まった。スヴィア君は、中学校でもらうプリントの量が小学校の時に比べかなり多いことに気付いた。環境維持の促進にコンピューター科学を応用することに関心を持つスヴィア君は、紙とインクの消費量を最小限に抑える方法を模索しようと考えた。 これまで、紙のリサイクルや両面印刷によるコスト削減や資源の節約は議論されてきたが、学校の授業で使用するプリントに使われるインクのコストにはあまり焦点が当てられなかった。 スヴィア君によると「インクの価格は、フランス製の香水の倍以上高い」という。たしかにシャネルNo.5の1オンス当たり
大手電力10社とガス4社は28日、5月の電気・ガス料金を発表した。消費増税や、燃料価格が高くなった影響で大幅値上げとなり、全14社が今の料金算定の仕組みを始めた2009年5月以来の最高額となる。上げ幅が最大の東京電力では「平均的な家庭」の料金が4月より430円高い8541円となり、初めて8500円を超える。 全社そろっての値上げは4カ月連続。電力は4月に比べ322~430円、ガスは199~279円と大幅に上がる。東京、関西、中国、沖縄の4電力が8千円台となる。 消費増税分が上乗せされるのは電力、ガスとも4月に使った分を検針して請求される5月分から。この影響が最も大きい。液化天然ガス(LNG)の輸入価格が上がった分の値上がりもある。電力は、再生可能エネルギーを普及させるために電気料金に上乗せされる「賦課金」が、今の平均108円から225円に倍増する影響も加わる。
外国からの移民を毎年20万人受け入れ、出生率も回復すれば100年後も人口は1億人超を保つことができる――。こんな試算を内閣府が24日示した。何もしなければ、2110年には4286万人に減る。移民が、働き手の減少や社会保障の負担増に直面する日本を救うのか。政府は議論を本格化させる。 政府の経済財政諮問会議の下で50年先を見すえた課題を話しあう専門調査会「選択する未来委員会」の第3回会合で示された。 国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計では、日本の人口は2012年の1億2752万人から、100年後は3分の1程度に減る。内閣府は、移民を15年以降に年20万人受け入れ、1人の女性が一生に産む子供の平均数にあたる「合計特殊出生率」も人口が維持できる水準とされる2・07に上がるケースを想定して人口を推計した。
ジャイアントパンダは実は甘党――。糖分をほとんど含まない竹を主食にするパンダは甘さを感じる能力があり、甘いものを好む習性があることを米国と中国の研究チームが確認した。米オンライン科学誌プロスワンに論文が掲載された。 研究チームは、中国陝西省で飼育されているパンダ8頭に、ふつうの水と糖分を含む水を与え、甘い水を好んで飲むことを確認。さらに、パンダの細胞から取り出した遺伝情報を分析した結果、果物などに含まれる果糖などに反応する受容体があることもわかった。 研究チームによると、パンダの祖先が果物などを好んでいて、その名残とみられるという。中国の飼育施設では、竹だけでなく果物もえさとして与えることがある。(ワシントン=小林哲)
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