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ブックマーク / idsc.nih.go.jp (4)

  • インフルエンザ・パンデミックに関するQ&A

    Q2. 過去におこったインフルエンザ・パンデミックにはどのようなものがありますか? Q3 インフルエンザ・パンデミックと考えられる流行の記録は1800年代ころからありますが、パンデミックの発生が科学的に証明されているのは1900年ころからです。20世紀に入って以降、1918-19年、1957-58年、1968-69年と3回のパンデミックが記録されています。それぞれは、スペインインフルエンザ(原因ウイルスはA/H1N1亜型)、アジアインフルエンザ(A/H2N2亜型)、香港インフルエンザ(A/H3N2亜型)とよばれていますが、それぞれが異なる様相を呈しました。また、最近1889~1891年にもH3N8によるパンデミックが発生していたとの報告(Taubenberger J, 2006.)があります。 ○ スペインインフルエンザ(1918-1919) 第一次世界大戦中の1918年に始まったスペイン

  • 麻しん Q&A

    麻疹は麻疹ウイルス(Paramyxovirus科 Morbillivirus属)によっておこる感染症で、人から人へ感染します。感染経路としては空気(飛沫核)感染のほか、飛沫や接触感染など様々な経路があります。感染力はきわめて強く、麻疹の免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1~2人)。 不顕性感染(感染はしても発症しない=症状がでない)はほとんどなく、感染した90%以上の人が発症します。発症した人が周囲に感染させる期間は、症状(Q1-[2])が出現する1日前(発疹出現の3~5日前)から発疹出現後4~5日目くらいまでで、学校は解熱後3日を経過するまで出席停止となります(麻疹は、学校保健安全法に基づく第二種学校感染症に指定されており、学校をお休みしても、欠席扱いにはなりません)。なお、感染力が最も強いのは発疹出現前のカタル期(Q

  • IDWR: 感染症の話 水痘

    感染症の話トップページへ 感染症の話 2001年第24週(6月11日~6月17日)掲載 ◆水痘 水痘は、水痘帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus;VZV)によって起こる急性の伝染性疾患である。19世紀の終わりまでは、水痘と天然痘は明確に区別されていなかった。1875年Steinerによって、水痘患者の水疱内容を接種することによって水痘が発症することが示され、1888年von Bokayによって、水痘に感受性のある子どもが、帯状疱疹の患者との接触によって水痘が発症することが確認された。1954年にThomas Wellerによって、水痘患者および帯状疱疹患者いずれの水疱からもVZVが分離されることが確認された。その後の研究によって1970年代に日で水痘ワクチンが開発され、現在水痘の予防に使用されている。 疫 学 水痘ウイルスの自然宿主はヒトのみであるが、世界中に

  • 感染症情報センター:ノロウイルス感染症とその対応・予防(家庭等一般の方向け)

    毎年11月頃から翌年の4月にかけて、ノロウイルスの感染を原因とするウイルス性のおう吐・下痢症が流行します。特に保育園(所)、幼稚園、小学校などの子ども達が集団生活を送っている施設では、内部でヒトからヒトに感染し、爆発的に流行することがあります。 ノロウイルス感染症は、牡蠣(かき)などの2枚貝の生による中毒が有名ですが、保育園(所)、幼稚園、小学校などで発生した集団感染の大半は、誰かがまずノロウイルスに感染し、施設内でヒトからヒトへ感染して拡がっていくというものでした。 このヒトからヒトへの感染力はきわめて強力です。習慣の問題もあって、毎年発生するノロウイルス感染の流行を阻止することは残念ながら不可能ですが、その流行を最小限にい止めるために、ノロウイルス感染症の症状・治療法、予防方法、家庭における注意点等を以下にあげてみました。 1》ノロウイルス感染症の症状・治療法について 症状:

    感染症情報センター:ノロウイルス感染症とその対応・予防(家庭等一般の方向け)
    yu76
    yu76 2012/02/08
    ノロウイルス感染症の対策;手洗い、汚染源の塩素系消毒剤での消毒など。
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