みなさん、「ロコモ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。 ロコモとはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略称で、「現在は自立できているが、近い将来、要介護になる危険性が高い症状を持っている状態、すでに要介護になってしまっている状態」を表します。 厚生労働省が2003年から国民の健康づくり運動「健康日本21」という施策を行っているのですが、その第1次計画(~2013年2月)で目指していた目標のひとつがメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の認知向上でした。 さまざまなキャンペーンが功を奏し、スタート時には2割程度だった認知度は最終的に9割まで上昇したそうです。もうみなさんメタボはご存じでしょうし、日々対策されている方も多いと思います。そして現在、健康日本21の第2次計画で認知度向上を図っているのがロコモなのです。 「近い将来要介護になりますよ」といわれてもピンと来ない方が多