世界の指導者は2つのタイプに分かれる。どんな相手とも「話せば分かる」と信じる人と、その逆だ。前者の典型は、オバマ米大統領である。彼に接したことがある政府高官らは「オバマ氏は軍を動かすのをいやがる」と語る。なぜなら、たいていの問題は、話せば何とかなると思っているからだ。そんな彼がついに怒りを爆発させ、対話に見切りをつけたという。9月24日、ワシントンにやってきた習近平中国国家主席との夕食でのこ
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
【北京=林望】訪中している日中友好協会名誉顧問の村山富市元首相らは29日、中国共産党指導部の政治局員を務める李源潮氏らと会談した。李氏は安倍晋三首相が所信表明演説で尖閣問題に深く踏み込まなかったとの見解を示し、「評価する」と述べた。 加藤紘一・同協会長は今回の訪中を通じ、中国側は民間交流の推進に意欲を見せるなど融和姿勢を示したとし、「潮目が変わった」と述べた。ただ、加藤氏らによると、李氏は、「(日本が)歴史認識を後退させることがあってはならない」とも強調。28日の唐家セン(センは王へんに旋)元外相に続き、日本の植民地支配への反省を表明した「村山談話」見直しの動きを牽制(けんせい)した。 中国国営メディアは一行の訪中を手厚く報道。中国外務省の洪磊・副報道局長は29日の定例会見で、日本の政治家の訪中が相次いでいることについて「こうした往来を通して相互理解が深まり、戦略的互恵関係の建設を進め
オバマ米大統領がクリントン国務長官の後任に指名したケリー上院議員は24日、上院外交委員会の指名承認公聴会で証言し、中国との関係について、知的財産権など多くの課題があるとしつつ「関係強化が不可欠だ」と強調した。外交努力や制裁を通じてイランの核開発阻止に全力を挙げる姿勢も強調した。ケリー氏は、オバマ政権のアジア重視政策「リバランス(再均衡)」を引き続き推進する方針を表明。米中関係では、イラン核問題
【関根慎一】豪州のカー外相は13日、岸田文雄外相との共同記者会見で、慰安婦問題で旧日本軍の強制性を認めた1993年の河野談話について「近代史で最も暗い出来事の一つであり、見直しは望ましくない」と述べた。 岸田外相は「慰安婦問題で安倍晋三首相は非常に心を痛めている。歴代首相と思いは変わらない」と説明。「戦後50年の村山談話、60年の小泉談話を引き継ぐ」とも語り、植民地支配と侵略へのおわびと反省を表明した両談話を、安倍首相が継承するとの見通しを示した。豪メディアの質問に答えた。 菅義偉官房長官は4日のインタビューで河野談話の見直しに慎重な考えを示しつつ、第1次安倍内閣が「政府が発見した資料に強制連行を直接示すような記述は見あたらなかった」とする政府答弁書を閣議決定したことにも言及。村山談話は継承したうえで、新たに安倍談話を出す考えも示しており、カー外相はこうした動きに懸念を表明したものとみ
尖閣諸島周辺の領空に中国機が接近を繰り返している問題で、小野寺五典防衛相は6日、「首相は心配していると思うのでしっかり相談し、態勢を詰めたい」と記者団に語った。安倍晋三首相の指示をふまえ、自衛隊の戦闘機の緊急発進や監視の態勢を見直す考えを示した。 安倍首相は5日、防衛省を含む関係省庁幹部と官邸でこの問題を初めて協議。中国が事態をエスカレートさせているとして警戒の徹底を指示した。協議では、尖閣国有化以降に中国が領海への接近を常態化させ、先月から領空への接近も始めた経緯の説明を受けた。 関連記事防衛省、予算1千億円上積みへ 中国軍拡念頭に態勢強化(1/5)首相、防衛大綱見直し指示 中国念頭、米との連携強化へ(12/27)中国軍機への緊急発進3倍に 尖閣めぐる緊張影響か(10/18)玄葉外相と森本防衛相、日程切り上げ帰国 尖閣対応で(9/15)尖閣諸島を国有化 「日中関係の大局に影響望まぬ」(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く