くにゃりと曲がった柱や屋根に、カボチャのお化けの置物やコウモリのレリーフ――。魔法の国から飛び出したような建物群が、静岡県浜松市東区半田山3丁目のバス通り沿いに完成し、話題を呼んでいる。周囲は店舗やマンションが並ぶ、ごく普通の住宅街。異色の光景に、前を通る人たちが不思議そうに目を向けている。 「メルヘンの世界みたい」。近くの浜松医科大に通う医学部看護学科1年の佐藤美月さん(19)は建物を見上げる。同級生の小木咲魅(さきみ)さん(18)も「いったい何ができるのか友達同士で話題だった」と話す。 設計施工した「ぬくもり工房」(浜松市西区)の佐々木茂良社長(56)によると、建物の正体は「魔女の館」をイメージしたアパート。間取りや広さは非公開だが、4戸分の部屋があるという。2月に着工した建物は7月に完成し、いまは外装の仕上げ中だ。「住む人だけでなく、前を通る人にも夢の世界を楽しんでほしい」といい、年
中部電力(名古屋市)が静岡県御前崎市の浜岡原子力発電所で建設している防波壁工事などに絡み、地元の数十業者らが名古屋国税局から計約5億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。工事原価の水増しや故意に売り上げを少なくするなどしていたという。追徴課税は重加算税を含め1億数千万円とみられる。 防波壁工事は、東日本大震災を教訓とした津波対策の一つで、工事費は関連工事を含め約3千億円。浜岡原発は運転停止しているにもかかわらず、「震災特需」で原発に依存する業者が潤い、一部が所得を隠した形だ。 所得を隠したとされるのは、原発関連工事の請負を主体とし地元企業や個人業者が集まった法人「佐倉協力会」や、建設作業員らが利用していた宿泊施設、風俗業者など。工事は2011年秋から昼夜24時間態勢で行われ、業績を伸ばす業者が目立った。国税局は、13年夏から一斉に税務調査を進めていた。
県議会9月定例会は11日、最終本会議を開き、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働の是非を問う県民投票条例案について無記名投票を行い、市民団体の原案を全会一致で、非自民系会派の議員有志が提出した修正案を反対多数で否決した。 投票総数65に対し、原案は賛成0、反対65。修正案は賛成17、反対48だった。東京電力福島第1原発事故後、原発立地自治体で初の再稼働をめぐる県民投票は16万人の署名を集めたが、実施しない。 原案は5日の総務委員会で法制度上の不備があるなどとして全会一致で否決。修正案は民主系などの県議11人が提出し、県が指摘した不備を見直した。さらに投票資格は満18歳以上から満20歳に引き上げ、投票時期は原発の安全対策完了後、国が再稼働の検討を始めたと知事が判断した時などとした。 宮沢正美氏(自民改革会議)が原案と修正案のいずれにも反対の立場で討論を行い、原子力行政は国の権能であ
関連トピックス地震 東海地方の発達の中心となってきた濃尾平野は、全国でも有数の広さがある。しかし、地盤は軟弱で、地震によって大きな被害に見舞われる危険をはらむ。南海トラフ巨大地震の被害想定では、揺れに加え、液状化の被害も全国で最悪クラスとされた。 濃尾平野は、地下の硬い岩の層が、三重県の養老山地に向かって西へ行くほど深く沈み込んでおり、その上に軟らかい粘土や砂でできた沖積層と呼ばれる地層が堆積(たいせき)している。 表層の地盤が軟弱なこうした場所では、地震を起こす波が地下で重なり合うため、揺れが強くなったり、長く続いたりする。濃尾平野は西に行くほど軟らかい地盤の層が深くなるため、地震の揺れも西側ほど大きくなる。 内閣府が出した「表層地盤の揺れやすさ全国マップ」では、名古屋市を含む愛知県西部や三重県桑名市、岐阜市、岐阜県大垣市など濃尾平野一帯が揺れやすいとされている。 国の有識者会
関連トピックス地震湯らっくすマラソンのコースとなっている「熱海ビーチライン」=静岡県熱海市伊豆山 静岡県熱海市が毎年3月に開いている「熱海湯らっくすマラソン」(市など主催)を、来年は中止することが13日、市への取材で分かった。相模湾の海岸沿いを走るため、心配される「神奈川県西部地震」などが起きれば津波から参加者を守れないと判断したという。 同マラソンは1985年に始まった。海岸沿いの… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連リンク茅ケ崎以西、5分以内に津波到達 神奈川(9/1)※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。
トップ > 静岡 > 4月13日の記事一覧 > 記事 【静岡】 かつお節用薪の灰から基準超すセシウム 焼津で昨年8月、事業所公表せず Tweet mixiチェック 2012年4月13日 焼津市でかつお節を製造する焼津鰹節組合水産加工業協同組合と協同組合焼津水産加工センターは12日、昨年8月にかつお節を作る際に燃やした薪の灰から、焼却灰の暫定規制値(1キログラムあたり8○○○ベクレル)を超える最大1万33○○ベクレルの放射性セシウムが検出されていたと発表した。 1万33○○ベクレルの灰を埋め立て処分する作業を1年間した場合、従業員の被ばく量は年間約1・3ミリシーベルトとなり、一般の許容限度とされる1ミリシーベルトを超える。 ただ組合とセンターが同時期に製造したかつお節の検査で放射性セシウムは検出されず、全国に流通している。 センターによると、両事業所は昨年8月まで福島県会津若松産や北関東産
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