2008年06月30日10:30 カテゴリ書評/画評/品評Love この読後感は錯覚じゃないよね? - 書評 - 学力低下は錯覚である 著者より献本御礼。 学力低下は錯覚である 神永正博 いわゆる学力低下を論じた本の中では最高傑作なのだが、しかしそうここで告げることがなんとも気恥ずかしい一冊でもある。 おこがましいことを承知で申し上げると、著者の芸風が、あまりに私に似ているのだ。 いや、私の芸風が著者にあまりに似ているというべきか。 本書、「学力低下は錯覚である」は、担当する学生たちのあまりの学力不足ぶりにorzとなった著者が、転んでもただで起き上がらずに立ち上がった際に得た奇貨。実は本書を私が知ったのも、Amazonの注文記録という奇貨であった。書評どころか私が本書の存在もしらなかったある日、本書の注文がどさっと入っていたのだ。これは何かあるに違いないと思い、私自身1部注文してしまった。
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