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ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (93)

  • 2007年予測 オフライン・ウェブ・アプリケーションへの期待 - Thoughts and Notes from CA

    1. 2007 will be the year of offline web applications. 2007年はオフライン・ウェブ・アプリケーションの年となるだろう。 私が不勉強で知らないだけなのかもしれないが、ウェブ・アプリケーションがもっと普通にオフライン化してよいと思う。例えば、私はLivedoor Readerを使用しているが、ネットワークにつながっている状態でないと、購読しているブログが見れないというのは非常に不便。 ネットワークがつながっている環境で一度ローカルにレプリカをとって、後はネットワークにつながっていなくても見れるようにならないものだろうか。公衆ワイヤレスLANなどは未だそれ程発達していないので、こういう需要は結構あるのではないだろうか。 ちなみに私が、「あぁウェブ・アプリケーションのローカル化が進んでいれば便利なのに・・・」と強く感じる瞬間は下記の通り。 電

  • ホワイトカラー・エグゼンプションで思い出す労基のほろ苦い指導 - Thoughts and Notes from CA

    数年前、私が勤めていた会社にも残業代がらみで労働基準局から指導・通達がはいったことがある。コンサルティング会社だったので「どれだけ多くの時間働いたか」、ではなく「どれだけ高い価値をを生み出しのか」で評価され、それに応じて賃金が支払われるというのは空気を吸うかのごとく当たり前の感覚であった。 が、度重なってのしかかる長時間労働に耐えかねた若手がどうやら、労働基準局に密告をしたらしく、あえなく行政指導の対象となり、はっきりは覚えていないが大体過去2年に遡って残業代を調査し、対象者に支払うこととなってしまった。 不幸にも当時現場を離れていた私は、その取りまとめ役となってしまい、夜な夜な若手を集めて、説明会及び、残業時間申請書なるものの作成させ、提出させるという後ろ向きなタスクフォースのリーダーに任命された。 説明会では、「生み出した価値に対して報酬を支払うという考えには何も変更はなく、今回の話は

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  • 『ウェブ人間論2』への期待 - Thoughts and Notes from CA

    『ウェブ人間論』を読んだので書評を。 ウェブ人間論 (新潮新書) 作者: 梅田望夫,平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/14メディア: 新書購入: 17人 クリック: 156回この商品を含むブログ (543件) を見る最近、手にとってぱらぱらめくる気にもならないWEB 2.0が書店に溢れ返っている。そんな、WEB 2.0ブームの中で、インターネット、テクノロジーの進歩がもたらしたものを、 一人の人間が関わりあいを持ち、参加することのできる「社会」の選択肢が爆発的に増えた 物理的な身体から解放された人格を、容易かつ匿名性を保った形で解き放つことが可能になった 自分という人間の根幹から意外な一面まで、社会に認知される可能性が飛躍的に増加した などのようにとらえ直し、「それに伴い人間は今後どのように変容していくのか」、「それが人間が来持っているどんな欲求を引き出すの

    『ウェブ人間論2』への期待 - Thoughts and Notes from CA
    yukio2005
    yukio2005 2006/12/18
    「AJAX、参加型アーキテクチャなどのオライリーの"What Is Web 2.0"に書かれている要素を盛り込むことに腐心するのはナンセンスで、どのようにユーザの利便性を追及し、どんな新しいライフスタイルをユーザに提案するかが、
  • Amazonの次の一手は何をもたらす? - Thoughts and Notes from CA

    Google, MySpace, and YouTube cracked open for the masses the means to produce media and the advertising that sustains it, creating tens of billions of dollars in market value and billions more in new revenues. Now, by sharing Amazon's infrastructure on the cheap, Bezos is taking that same idea into the realm of physical goods and human talent, potentially empowering a whole new swath of businesses

    Amazonの次の一手は何をもたらす? - Thoughts and Notes from CA
  • Google CheckoutとCastingWordsを使用してみた - Thoughts and Notes from CA

    "CastingWords"というPodcastのスクリプトを作成してくれるサービスがある。 英語の勉強のために英語Podcastを聞いているのだが、早口のものが多く、私程度の英語のヒアリング能力では数度聞いてもなかなか聞き取ることができない。 私の英語学習のバイブルである『英語上達完全マップ』に 英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法 作者: 森沢洋介出版社/メーカー: ベレ出版発売日: 2005/10メディア: 単行購入: 56人 クリック: 1,306回この商品を含むブログ (113件) を見るリスニングトレーニングは、ある英文を耳だけで聴き解くことと、同じ英文が音読パッケージ後に聴く完璧なリスニングの間にいくつのレベルがあります。わからない英語トランスクリプションもなしに聞き続ける根性論的学習から脱し、この数レベルのリスニングを組み合わせること

    Google CheckoutとCastingWordsを使用してみた - Thoughts and Notes from CA
  • Amazon Web Serviceを強烈に下支えするAmazonの成功体験 - Thoughts and Notes from CA

    "アマゾンのユーティリティコンピューティング事業参入--CEOベゾス氏が狙う今後とは"を読んだ。少々長いがかなり面白い。要点は下記の通り。 AmazonAmazon Web Service(以下、AWS)という小売とは別のユーティリティコンピューティング事業を営んでいる AWSの顧客は、高度にスケーラブルなシステムを必要とする新設企業や小規模企業である 「薄利多売というビジネスモデル」への強い信頼にアマゾンの戦略は根ざしている Amazonの競争力の源泉のひとつである低コスト構造でのeコマース運営能力を外販するという狙いがAWSにはある 「新しい種をまき、木を育てる強い意欲」と「それを時間をかけて実現する実行力」こそがアマゾンの強みである 薄利多売の書籍のネット販売という事業を収益を生むところまで苦しみながらも持っていったという成功体験が、「新しい事業の種をまき、それを粘り強く育てるんだ

    Amazon Web Serviceを強烈に下支えするAmazonの成功体験 - Thoughts and Notes from CA
  • はてなサービスでイメージする「SOX法とは何ぞや?」 - Thoughts and Notes from CA

    前回のエントリーで、下記のようなことを書いたが、「今ひとつSOX法がなんなのかぴんとこない」という方のために、「はてなが仮にこんなサービスを提供したら?」という視点で、難しい話ぬきでSOX法の解説を試みたい。 要するにSOX法の適用というのは、性悪説にたって悪いことができないような仕組み・プロセス・システムを整備しようというもので、それがあまりに"重たく"、その重荷に身悶えている公開企業が多いので、株式公開に二の足を踏んでしまうということ。 シリコンバレーは4枚目のカードを手にすることができるのか? スクリーンショットは私には無理だが、中島さんにならい、私もプレス・リリースちっくに・・・。 「もの作りは常にユーザーの視点から」をモットーとする私としては、まずは「ユーザーから見てどんな商品なのか」を明確にするために、スクリーンショット付きプレス・リリースのプロトタイプを作ってみた。 YouT

    はてなサービスでイメージする「SOX法とは何ぞや?」 - Thoughts and Notes from CA
  • 河島博の「ぶれない」という格好よさ - Thoughts and Notes from CA

    社長の椅子が泣いている 作者: 加藤仁出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/16メディア: 単行購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る『社長の椅子が泣いている』を読んだ。46歳という若さでヤマハ(当時、日楽器)の社長に就任し、3年間で同社の経営体制・収益体質を刷新しながらも、会長に疎まれ解任され、その後中内功の下でダイエーのV字回復の実行者として辣腕をふるった河島博の物語。 現場の中で培った経験に基づき自分流の経営哲学を築きあげ、異なる業態、異なる状況のいくつかの企業をその哲学に基づき再生させていくその姿は、正にプロの経営者という言葉がぴったり。 戦後の焼け後で青春時代を送り、企業に入ってからは今日より明日の幸せを追い求めてきた一人のサラリーマンとその仕事をじっくりと描きたい。戦後日の企業社会を象徴するような叙事詩のような長編を書き下ろして

    河島博の「ぶれない」という格好よさ - Thoughts and Notes from CA
  • 企業ブログ考 脱いでもすごいんですか? - Thoughts and Notes from CA

    ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち 作者: ロバート・スコーブル,シェル・イスラエル,酒井泰介出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2006/07/20メディア: 単行購入: 1人 クリック: 99回この商品を含むブログ (50件) を見る原書のタイトルは"Naked Conversations(裸の対話)"。 これからの我々がむかえるのは「会話の時代」であり、 「会話の時代」では、企業は顧客/社会とがちんこで双方向のコミュニケーションをとることこそが重要で、 顧客の声に耳を傾け、それを受けて対話をするための最強のツールがブログである というのが書のメッセージ。 がちんこのコミュニケーションとは、賞賛も批判も嘘も真も全部ひっくるめてオープンな場で議論・対話するということ。当に顧客のことを考えており、顧客に当の高い価値を届けることができるのであれば、ブログを

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  • 「理系/技術者」は社会主義の夢をみてはいけない - Casual Thoughts about Any Phrase

    My Life Between Silicon Valley and Japan グーグルの垂直統合思想 アンカテ(Uncategorizable Blog) Googleの特異な「垂直統合」思想に「文系が悪いメソッド」を見る 流石にこのお二人のからみは面白い・・・。 つたないながらも、良エントリーを読んであれこれ考えたことを書いてみたい。 垂直統合を考える上で、一番大事なのは「取引コスト」という考え方。 「取引コスト」とは、売り手と買い手が取引をする際に発生するありとあらゆる費用を指す。提案活動をし、価格交渉をし、契約書をとりかわすなどの一連の作業にはコストが当然伴う。このモノの購入価格以外などとは別のコストのことを「取引コスト」*1という。「垂直統合の最も重要なメリットとは何か?」と問われれば、「取引コスト」を低くおさえ、機動的な経営を可能にすることと、私なら答える。 なお、一つの取引

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  • 外資系企業とフルーツバスケット - Casual Thoughts about Any Phrase

    世間では、「年功序列の日企業と違い、外資系企業は若手を登用する」という言われ方がされますが、それは多くの外資系企業では歴史が浅く、人手不足であることが多いからではないでしょうか。 吐息の日々〜労働日誌 - 身勝手な退社話 歴史が浅く、経験豊富な人が不足気味で、経験を力技で補っているというのは確かに正しい。ただ、若手でばりばりに働く人間50名に対し、1人くらいの割合で酸いも甘いも知っている経験豊富な知識人がいれば十分事足り、手は動かないが口だけはでるという人がそんなに沢山いてもしょうがないというのもまた真実。 平気で米国流の解雇を行うので上が詰まってないとか・・・ 雑種路線でいこう - 外資系が若手を登用する背景 平気で解雇を行う会社もあると思うが、外資系でも従業員が数千人を超えるような大企業はなかなかそうもいかない(一番やりたがっているのはそういう会社だが・・・)。もちろんリストラはある

    外資系企業とフルーツバスケット - Casual Thoughts about Any Phrase
  • アテンションエコノミーにおけるソーシャルブックマークの意義 - Casual Thoughts about Any Phrase

    前回に引き続き『アテンション!』ネタを。 アテンション! 作者: トーマス・H・ダベンポート,ジョン・C・ベック,高梨智弘,岡田依里出版社/メーカー: シュプリンガー・フェアラーク東京発売日: 2005/09/13メディア: 単行購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (18件) を見る アテンションエコノミーにおけるソーシャルブックマークの意義を考える際に、「より多くの人がアテンションをはらっている情報を抽出するスクリーニング機能」というのはよくでる話。 だが、それに加えて「アテンションという形にしにくいものを、可視化すべく拾い上げてくれる機能」というのも特筆すべき重要な意義だと『アテンション!』を読んで強く感じた。 書の中で、「知覚された情報に対して、何某かの行動を起こそうというトリガーをひくのがアテンションである」というような定義がされている。 「視界にはいってくる

    アテンションエコノミーにおけるソーシャルブックマークの意義 - Casual Thoughts about Any Phrase
  • ロングテールの潜在的成長率 - Casual Thoughts about Any Phrase

    My guess - and it's only a guess - is that the Internet Long Tail is substantially larger than the pre-Internet Long Tail, but that, in its current form, it amounts to something less than a monumental change in the market. The important question, then, is this: Is the Long Tail going to get a lot bigger, or has most of the growth already happened? 私の推測、当に単なる推測だが、現在のインターネットのロングテールは、実質的にはインターネット時代前

    ロングテールの潜在的成長率 - Casual Thoughts about Any Phrase
  • 『アテンション!』にどれだけアテンションをはらうか? - Casual Thoughts about Any Phrase

    アテンション! 作者: トーマス・H・ダベンポート,ジョン・C・ベック,高梨智弘,岡田依里出版社/メーカー: シュプリンガー・フェアラーク東京発売日: 2005/09/13メディア: 単行購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (18件) を見る話題の『アテンション!』を読んでいる。 情報そのものは消費されてもなくならないが、情報の受け手のアテンションが消費され、消失する 故に情報過多の現代は、情報を消費する人のアテンションの欠乏状態にある よって、アテンションという資源の希少性を認識し、それをうまく経営管理すべきである 尚、知覚された情報に対して、何某かの行動を起こそうというトリガーをひくのがアテンションである 第1章、第2章で上記のような、「情報」というものへの関わり合いを真剣に考える人がおさえておくべき重要なコンセプトがクリアに語られており非常に勉強になった。 以前、

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  • Googleの目指す新しい資本主義の形 - Casual Thoughts about Any Phrase

    グーグルという会社はギーク(エンジニア)が一級市民で、スーツ(ビジネスパーソン)は二級市民と言えるほど、エンジニア優位の文化を持った会社である。グーグルは、その思想を、これほどの大きな会社になってまでも維持している稀有な会社だ。 ・・・<中略> 戦略においても組織論においても、他社とは全く異なる世界観で競争が行なわれている グーグルは「次の大ヒット」を生み出せるのか 梅田さんはGoogleは他社とは異なる世界観で経営をしていると強調されている。 この世界観の違いが何に起因しているのかと言うと、私はずばり「資」というものの捉え方の違いにあると考える。 資とは、「生産活動を行う元手になるもののこと」。 資の代表として「お金」がある。従業員の給与を払うにも、研究開発をするにも、設備投資をするにも、手元に「お金」がなければ何もできない。 なので、典型的なアメリカ型資主義経済では、元手として

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  • Casual Thoughts about Any Phrase - マイクロフォーマットの抱える玉石混交の問題

    マイクロフォーマットを使用すれば、自分のサイトやブログに情報をはっておくだけでコンテンツ・アグリゲータ*1がそれをかき集め、パブリックに対して情報を公開してくれる。 例えば、hParttimeというバイト募集情報についてのマイクロフォーマットがあったとすると、自分の店のサイトに募集情報をはっておけば、コンテンツ・アグリゲータがそれを収集・整理し、バイトを探している人にその情報を提供してくれる。街のラーメン屋が店の前に「アルバイトの募集」なんて張り紙をしておくのと比較にならないほど多くの目の人に触れる。 マイクロフォーマットが普及すれば、上記のようなことが実現され、フロム・エーのようなバイト募集者から掲載料をとり既存のバイト情報をアグリゲートしているメディアに少なからず影響を与えるだろう。 下記が単純化したフロム・エーのビジネスモデル。 ②の部分で中抜きによるコスト削減が実現されるというのは

    Casual Thoughts about Any Phrase - マイクロフォーマットの抱える玉石混交の問題
  • 「バブルの功罪」のうちの「功」のはなし - Casual Thoughts about Any Phrase

    インターネット・バブル―来るべき反動にどう備えるか 作者: アンソニー・B.パーキンス,マイケル・C.パーキンス,斎藤精一郎,吉川明希出版社/メーカー: 日経済新聞社発売日: 2000/04メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見るいわゆるネット・バブル真っ盛りの時期に、「この熱狂と高株価は明らかにバブルである、株を持っている個人投資家は直ぐに売りなさい」と社会に警鐘をならすために1999年に書かれたのが書。だが、その内容は、週刊誌に記載されているキワモノ的内幕ドキュメンタリーとは明らかに一線を画する。100名以上の当時のインターネット関係者、VCなどに行ったの取材と100社以上のインターネット関連企業のファンダメンタル分析が執筆のベースとなっており、訳者による下記のコメントもうなづける。 書は単純なバブル批判書でも、辛気臭い半投機論でも、センセーシ

    「バブルの功罪」のうちの「功」のはなし - Casual Thoughts about Any Phrase
  • スプレッドシートの「あちら側」、「こちら側」事情 - Casual Thoughts about Any Phrase

    Nicholas Carrが"Google's Office add-on"というエントリーで"Google Spreadsheet"について下記のような主張をしており、ごもっともという感じがする。 C-NetやNew York Timesで"Google Spreadsheet"の投入はGoogleとMSの競争を激化するなんてことが書かれているが、それはGoogleの意図とは異なるのではないか "Google Spreadsheet"の一番の価値はExcelとの互換性であり、Excelにとって変わるというより、Excelをより使いやすくするためのものではないか GoogleExcelの価値を高めるのと同様に、MSも"Google Spreadsheet"の価値を高めることになるのではないか Googleの狙いはデスクトップのスプレッドシート市場でMSに戦いを挑むことではなく、Excel

    スプレッドシートの「あちら側」、「こちら側」事情 - Casual Thoughts about Any Phrase
  • ありきたりな外資系企業のはなし - Thoughts and Notes from CA

    "Lazy Suits:外資系で成功する人しない人"というエントリーを読んだ。私もこってりした外資系企業に勤め10年近くになるので、少しCasualなタッチで私の経験にもとづき、ありきたりな"外資系企業のはなし"、今風に言うと"外資系企業1.0"のはなしをしてみたい。 外資系企業では、求める人材は必要とする各部門の責任者が直接面接をして採用していきます。企業側の求める職務が最初から明確であり、そのポジションに的確な人材をその部門の責任者が求めていくのです。そこには、人事部の思惑が介入する余地はほとんどありません。そこが現場主義と呼ばれるゆえんでもありましょう。 最終的に採用を決めるのは当然その部門の責任者。人事部の面接も含め、6〜10回ほど面接が行われるのが通常。人事部の役割は会社の概要、人事制度に関する説明と質疑応答にこたえたり、スキルレベルに応じ給与がいくらぐらいが妥当かなどをアドバイ

    ありきたりな外資系企業のはなし - Thoughts and Notes from CA
  • eBayの本当の功績 - Thoughts and Notes from CA

    eBayは言わずと知れたインターネットのオークションサイト。最近ではもっぱら個人オークションに限らず、eコマースのプラットフォーム企業となり、AmazonYahoo!Googleと並んでインターネットの4大勝ち組企業という名声をえている。インターネットバブル時代には、「(こちら側)で〜する」ということを「インターネットで〜する」という風に単純に置き換えたサービスが乱発したが、その中で「インターネットでを売る」、「インターネットでオークションをする」という2つのサービスが結果として勝ち残ったのは単なる偶然ではなく、「あちら側」で商機をつかむに至った理論的なバックボーンが必ずある。 Amazonの成功は「ロングテール現象」という理論で説明がされ、最近非常に注目がされている。一方で、「ロングテール現象」のように同じような成功企業であるeBayの成功を端的に説明する言葉はあまりない。もちろん

    eBayの本当の功績 - Thoughts and Notes from CA