タグ

ブックマーク / chikawatanabe.com (42)

  • プレゼン上達は見る+練習する

    の会社がアメリカに進出するための会社・ビジネスの売り込み方では、まず質的な中身ことを書いたが、プレゼンのハウツーもやっぱり大事。で、世の中には様々なノウハウが出ているので、「プレゼン」「上達」でGoogleなどで探してもらうとして、そのハウツーを体で覚えるために必要な二つのこと。それは 上手なプレゼンをたくさん見る・聞く 準備に時間をかける・練習する 大変だけど、これを避けて通ることはできません。 上手なプレゼンをたくさん見る・聞く ここでは、「アメリカの」上手なプレゼンを見るのが大事。 「ITベンチャーが次から次へとプレゼンする」というDemoやTechCrunch50というコンファレンスの個々の会社のプレゼンは、ビデオアーカイブになっている。一社6分で説明して行くもの。まずはこのあたりを見てみて欲しい。 Demo 他の会社のプレゼンはこちらのリンク先からどうぞ TechCrunc

    プレゼン上達は見る+練習する
  • アメリカ人は大恐慌ではなくただの不況だと思っているようだ

    さて、100年に一回の大恐慌、とか言われてますが、果たして震源地のアメリカに住む人たちはどう思っているのか。 「この先5年くらいの間を考えたとき、ずっと良い時が続くと思うか、それとも大幅な失業・不況の時期がやってくると思うか?」という消費者意識調査で、高い点数ほど「景気がいい」とみんなが思っていることになり、1960年以降の平均が94。で、それが、2008-2009年は59。低い!と思いきや 1974-75年:47 1978-82年:41 1990-02年:54 ということで、「そうねー、10-20年に一回くらいの不況かな?それも軽め」くらいに思ってる模様。こちらのNew York Timesの記事では、それにしても、1970年代以降の不況の数々より、ずっとビジネスへの影響が高いのに、なぜその頃より今が楽観的なのか、と。 記事が推測する理由は 74-75、78-82年はインフレがひどく、ガ

    アメリカ人は大恐慌ではなくただの不況だと思っているようだ
    yukio2005
    yukio2005 2009/05/25
    調査を元に記事を書くときは元データを見てみないとなんともいえない。。「アメリカ人は」なんて人くくりにしたタイトル付けてるけど、調査サンプルに偏りは無いか、とか。NYTで探したけど見つからなかった。
  • アメリカ人は謝るか謝らないか

    村上春樹の小説の登場人物のように話す、で「アメリカ人は謝らない」ということを枕詞的に書いたら、私の周りにいるのがたまたま謝らない人なんじゃないの?という類いのコメントをいくつか頂いたので、以下もう少し丁寧に書きますね。 1)アメリカでも、カスタマーサポートなどで、訓練を受けている人はこれでもかと言うほど謝ることもある。(そういうマニュアルになってるらしい。電話がホールドされている間に、1分に1回とかわざわざホールドを解除して人間が「お待たせして当にごめんなさい」みたいに言ってきて「いや、いいから、問題解決に勤しんでください」と思うことも。サポートの方はインドに住むインド人の可能性も高いが、マニュアルはアメリカ製ですよね、多分。) 2)そうでなくとも、日常生活の中でちょっとしたことを「失礼しました」と謝ることに関しては、日人より礼儀にかなっている。ほんの軽く触れただけでも丁寧に謝るのが普

    アメリカ人は謝るか謝らないか
    yukio2005
    yukio2005 2009/04/01
    日常生活の中でちょっとしたことを「失礼しました」と謝ることに関しては、日本人より礼儀にかなっている。ほんの軽く触れただけでも丁寧に謝るのが普通。Excuse meとか
  • ○×△の起源は?

    人としては、 ○=よい、Yes   ×=だめ、No というのは水や空気のように自然な事実。そして △=○と×の中間 というのも当然のことと考えがち。つまり、いい順に○→△→×ですね。 しかし、これ全くアメリカを初めとした英語圏では通用しないんですよねぇ。それ以外の国はよく知らないが、まず通じないのではないかと。どれくらい通用しないかと言って、たとえば日人が 「★ ※ ♪ の3つをいい順に並べろ」 と聞かれても呆然とすると思うが、それくらい通じない。つまり、○=よい、×=だめ、も通じなければ、△がその間に位置するということも通じないのでした。 当地(やオーストラリア)では、テストの「マルをつける」時も、Vの右側が長めの「チェック」をするだけ。日風にマルをつけると何のことかわからないか、または 「えっ、零点?」 と思われる可能性あり。 同じ流れで、電化製品のスイッチはマルと縦棒、つまり

    ○×△の起源は?
  • R&Dの変遷

    IBMのメインフレームが40歳になった。最初のメインフレームS/360が誕生したのが1964年の4月7日ということで、NPRラジオでは当時の製品発表の録音を流していた。いろいろな媒体で取り上げられているが、CNETのIBM mainframes still chugging after all these yearsでは、メインフレームの歴史と現在の位置づけが網羅的によくまとまっている。当時売上げが年間32億ドルのところを、50億ドル(今のレートで5000億円超。当時のレートだったら1兆8千億円だ。)の開発費を投下した大博打だった、と。 ということで、今日はメインフレーム誕生日にちなんで、R&Dの変遷について。S/360の開発のように「R&Dとは古今東西、大企業が行ってきたもの」と、ついうっかり思いがちだが、決してそんなことはない、ということ。 1. R&D at 大学の時代 ほんの100

    R&Dの変遷
  • 身悶えするほど恥ずかしいマイクロソフトのSongsmith

    「中央研究所で作ってしまったが、営業部門がどこも売ってくれない技術・製品」というのは、多くのメーカーが抱える密かに頭の痛い問題である。通常は、「開発があるレベルまで進んだら、営業部門に開発コストを部分的に負担させる。開発が進むとともに、その比率をだんだん増やして行く」といった方法で、「完成したけど引き取り手がない」というのを避ける。(途中でスポンサーになる営業部門を見つけられないと自動的にプロジェクトがストップするので)。 しかしだ。新たな解決策を提示したのが、この1月8日に発売されたマイクロソフトのSongsmithである。その解決策とは、研究所から直接発売すること。そしてそのクオリティは、恥ずかしさに身悶えするほど。開発者の方には申し訳ないのだが、ここまで行くとそれはそれで素晴らしいというレベルである。 Songsmithは、コンピュータに向かって歌を歌うと、プログラムが自動的に伴奏を

    身悶えするほど恥ずかしいマイクロソフトのSongsmith
  • Real Education続きーさらに身も蓋もない話

    昨日のエントリーに 「学力とマネジメント能力の相関もデータがあるのか」 という質問があって、答えると長いので別エントリーにします。というか、ひたすら、そういう「きっと出るであろう反論」を予想してそれを先回りして答えまくる、というのがこのなので、疑わしーと思う人は是非オリジナルを読んでね。 まず人間の能力を7つに分解(これは、1983年にHoward Gardnerが編み出した分類を使用。) 身体運動知能 Bodily-kinesthetic intelligence 音楽知能 Musical intelligence 対人知能 Interpersonal intelligence 内知能 Intrapersonal intelligence 空間知能 Spatial intelligence 論理数学知能 Logical-mathematical intelligence 言語知能 Li

    Real Education続きーさらに身も蓋もない話
    yukio2005
    yukio2005 2009/01/15
    子供の学力向上に関係あったのはファミリーバックグランドだけ
  • 書評:抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー

    あけましておめでとうございます。さて、久しぶりのエントリーは岡島悦子著、「抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー」。著者の岡島さんは20年来のお友達なり。以下、の中身もさることながら、著者の怪異な力をご紹介する渾身のエントリーです。 まずはの中身。 「良いポジションを与えられるかもしれない機会」「成長できる機会」運頼みにせず、もっと積極的に、戦略的に、それらを引き寄せる努力をすべき 引き寄せるには、そういう機会を与えてくれる人と知り合う必要がある、ということで、そういう人と出会うための人脈作りのための方法が説明されている。まずは 1)人脈スパイラルモデルで人脈を増やす ①自分にタグをつける(自分が何屋なのか訴求ポイントをはっきりさせる) ②コンテンツを作る(「お、こいつは」と思わせる実績事例を作る) ③仲間を広げる(コンテンツを試しあい、お互いに切磋琢磨して、次のステップを

  • 書評:タクシー王子、東京を往く

    昨年5月に出ただし、ベストセラーになったそうなので、大変いまさらであるが面白いヨ。 実は去年の春にいただいていたである。著者は、マッキンゼーで某地獄プロジェクトを共に過ごした戦友の川鍋さんだ。ちょうど引っ越し荷物を詰めている頃に届いたようで、Fedex封筒のまま引っ越し荷物に紛れ込み、最近再度引っ越ししたところで出てきた。「こ、これはっ」と恐る恐る開けたら出てきたのがこのとご人からのメモ。川鍋さんごめんなさい。今更ですが書評を書かせていただきます。 さて、何が面白いと言ってタイトル。だって当に「王子」なんだもん、川鍋さん。 父方のおじいさんは日最大のタクシー会社、日交通の創業者、お母さんのおじいさんは藤山コンツェルン創始者で日商工会議所の会頭も勤めたという人。麻布に生まれ育ち、幼稚舎から慶応、ノースウェスタンMBAでスタンフォードにも留学。絵に描いたような王子ではありません

    書評:タクシー王子、東京を往く
  • 恐れが非論理的な決断を産む

    New York TimesのIn Hard Times, Fear Can Impair Decision-Making 。経済神経学者が、恐怖により人々の決断がどう捻じ曲げられるかについて書いた記事。 「将来に恐れを感じていると、人間は現状維持に走り、新しいものを探索する、リスクを取るといった行動は抑制される」ということ。そんなの当たり前じゃないか、と思うかもしれないが、ポイントは「非論理的なまでに」現状維持を図り、「非論理的なまでに」新規探索を拒むということ。 「将来の恐れがある際に取る非論理的な行動」としてはこんな例が。 we attached electrodes to the tops of their feet. Although not unbearably painful, the shocks were designed to be unpleasant enough

    恐れが非論理的な決断を産む
    yukio2005
    yukio2005 2008/12/09
    「見たくない現実を見ない」というのと何か違うのだろうか?
  • マルチリンガルSNSのXIHAはインターネットの国の壁を越えられるか

    インターネットさえあれば世界中に簡単にリーチできる、と言われるが、世の中はそんなに甘くない。 ソーシャルネットワークを見れば明らかだが、なぜか特定の国や地域に片寄って人気がでる。Boboはイギリス、Orkutがブラジル、というのは有名だが、SNSのはしりとして一世を風靡した後、結局アメリカでは尻つぼみになってしまったFriendsterもその後なぜかフィリピンを中心とした東南アジアで大人気に。どれもアメリカ発の事業なのに、なぜかそういうことになってしまったのでした。 そしてこれは、広告モデルの事業では非常に頭の痛い事態でもある。 シリコンバレーの会社のサイトに、フィリピンからのページビューが何十億とあったとする。どうやって広告を取ってくるのか。マニラに支店を作るのか。Friendsterは、フィリピンに加えて、シンガポールとインドネシアとマレーシアでも人気なのだが、他の3つの国向けの広告は

    マルチリンガルSNSのXIHAはインターネットの国の壁を越えられるか
  • リスクをとる

    今、日からシリコンバレーツアー中の鹿児島大学の学生さん向けパネルディスカッションから帰ってきた。「どうやったら日人もリスクをとるようになるのか」という質問があって、これ、よく日の人が言いますね。最近。 「意味のないリスクをとる人は頭がおかしい人。シリコンバレーはリスクをとればリターンも大きいからリスクをとる。日ではリスクをとってもリターンが少ないことが多いからリスクをとらない。人は合理的」というようなことを言ったつもりなのだが、口ではうまく説明できなかったかも。 日は 大企業=ローリスクハイリターン ベンチャー=ハイリスクローリターン よほど、「自分だけは違う」という強い信念がある人以外大企業(とか役所)に行きたくて当たり前。 一方、シリコンバレーのベンチャーは、まぁギャンブル性は高いがそれなりに当たりがコンスタントに出続ける。一方で、大企業でもばんばんレイオフするので、大企業で

    リスクをとる
  • 日本でのセミナーのお知らせ

    10月10日、11日とパソナテックの10周年記念カンファレンスのセミナーで話をします。無料です。10日のは私が一人で話すものでどなたでも参加可能、11日はパネルディスカッションで女性のみ。ご興味がある方はどうぞ。 10日は、「現場が生き生きする人材マネジメント」、ということで「日の組織文化が疲弊している現状で海外よりダイバーシティ戦略などさまざまなことを導入するが、現場がなかなか回らない。そういったところにメスを入れるにはどのうようにしたらよいのか?優秀な人材の活用などを絡ませてお話します。」ということなのですが。 話の内容としては、とりあえず今考えていることはこんな感じです。順不同ですが。 1.トップダウンは大切:トップにしかできない決断をトップがきちんとすると下は生き生きする。決断そのものが仕事の人が決断から逃げない。 2.ギークの活用:「管理職になる」ことが悪夢、という人材をどうや

    日本でのセミナーのお知らせ
  • ブログ再開します&食べ物を語る本 The Omnivore’s Dilemma

    いやー、お久しぶりです。3ヶ月も休んでしまいました。ちょっと体調が悪くて。いろいろな方から「大丈夫ですか」とメールを頂き、私のブログに読者がいることがわかりました。めでたいめでたい。 さて、再開にあたり、いきなり読書感想文です。The Omnivore’s Dilemma。「雑動物(である人間)のジレンマ」というタイトル。ちょっと前のですが。 「正しい生活とは何たるや」とあれこれサイトやを読み漁ったうちの一つ。 「恐らく絶対体に悪そうなべ物、というのはあるが、反対に必ずや体に良いというべ物はない。何でもべられる、というのはラッキーな反面、『何をべようか』と常に頭を悩ませなければならないのが雑動物たる人間のジレンマ」という感じですな。 が書かれた背景として、そもそもアメリカ人の生活はめちゃくちゃ。 朝ごはんアイスクリーム、昼ごはんピザとコーラ、夕ご飯ポテトチップ一袋、み

    ブログ再開します&食べ物を語る本 The Omnivore’s Dilemma
  • 飛行機に快適に乗るためのライフハック

    ライフハックってのが流行っているらしいじゃありませんか。ちなみに、私のライフハックの理解は、「ビジネス版オレンジページ」です。オレンジページには、毎日の家事がちょっとだけ楽になるいろいろなコツが載ってる事が多いんですが、それのビジネス版ね。先日お話をしたパソナテックのセミナーで、皆さんがライフハックについてパネルディスカッションしてるのを見てなるほどと思ったので、私の飛行機ライフハックをご紹介。 大したものはありませんが。 スーツケースはなるべく大きいモノにして、チェックインしてしまう 昔は小ぶりのキャリーオンだけにしてましたが、これ、荷物を飛行場内でガラガラ運ぶのが大変。飛行機の中でオーバーヘッドビンに入れるのも大変。あと、旅先で荷物が増えてしまったときのパッキングも大変。スーツケースは、中身スカスカで満杯度70%位の方が旅が楽です。 スーツケースの中身は小分けにケースに入れておく 今は

  • アメリカ人が日本で買うべきガジェットはありますか?(ChumbyとかEye-fiのような)

    Googleで携帯系の事業開発をする知り合いから連絡があり、 「日出張するので、日でしか買えないガジェットを教えて」 と。共通の友人でハードコア・テクノロジーオタクのA君がいるのだが、 「Aに自慢できるようなもの希望」 という指定付き。 Twitterで知り合いに聞いてみたところ推薦は 無限プチプチ 携帯制御チョロQ フォンブレイバー と。うーむ・・・。無限プチプチはちょっとしたお土産にはよいが、「ハードコア・オタクに自慢できるガジェット」かといえばちょっと違う。チョロQは普通に赤外線でコントロールするのはあんまりすごくないので、携帯で操れるところが肝だと思いますが、アメリカの携帯だと使えないみたいだし。フォンブレイバーは、すごい面白いのだが、アメリカで使うのは大変そうだなぁ・・・。 感じとしては、こんなのがよいのです。 Chumbyである。タッチパネルスクリーン、モーションセンサー付

    アメリカ人が日本で買うべきガジェットはありますか?(ChumbyとかEye-fiのような)
  • インターネット動画配信利益のために戦う脚本家組合

    米国の脚家のストが、そろそろ10週目に入ろうとしている。テレビ番組が再放送ばっかりになってしまった今日この頃。ゴールデングローブ賞の授賞式も、欠席者多数になるとの予想で中止になった。(一応記者会見形式で発表はされるようだが。) で、このスト、最大の争点が「オンライン配信した動画コンテンツの利益の分け前」なのであった。時代を感じさせるではありませんか。 脚家組合側は、「売上げの2.5%」を要求しているが、メディア側は「DVD同様、売上げの0.3%−0.36%。ユーザー課金しないストリーミングはゼロ」と主張しており、全く平行線。 そもそもこのDVDの脚家取り分は1988年に22週間もストライキをして勝ち取ったものだったのだが、当時はまだまだ家庭用映像販売事業の規模が小さかったこともあって、低く設定しすぎた、とほぞを噛んだ模様。そこで今回は2.5%、と。 メディア側の主張は、「オンライン配

    インターネット動画配信利益のために戦う脚本家組合
  • アメリカの政治熱を生み出す大統領選

    シリコンバレーのトップ弁護士事務所、Wilson SonsiniのCEOが、アイオワで普通の人の家を一軒ずつ訪ねてオバマ支援依頼をしてまわった、という話が今朝の朝刊に載っていた。Wilson Sonsiniは、数百人の弁護士を抱え、主要ハイテク企業をクライアントに抱える大事務所。そのCEOが、わざわざよその州まで行って、知らない人の家をノックして一人ずつ説得して回った訳です。 *** この間サンノゼのセミナーで伊藤穰一さんと話した時のこと。会場のアメリカ人から 「日のブログでは政治は人気がないと聞いたが、どうして?」 と聞かれた。 答えると長い、、、というか、日政治のあり方について考えると気が滅入るので、その時は、 「日では、『アメリカでは政治がブログの人気テーマ』と聞いてみな首を傾げているんですよね」 とお茶を濁してしまったのだが、まぁ当にアメリカ人は政治の話が好き。高校生から

    アメリカの政治熱を生み出す大統領選
  • メタボリックシンドロームは新たなデミングか

    では、メタボリックシンドロームが格的に管理される年になりそうですね。4月から健診の受診率、保健指導の実施率、生活習慣病患者の削減などの数値に基づき、健康保険組合に対して、財政支援の恩恵を与えたり、ペナルティーを科すと。これも、国民皆保険に限りなく近く、国の支配力が強い国だからこそできること。 ちなみに、メタボリックシンドロームと言う言葉の発祥の地であるアメリカでは、この言葉は医療関係者以外誰も知りません。というのも、「メタボリックシンドローム」そのものに効く薬がないから。国民の3人に二人が肥満、うち半分が病的肥満、というお国柄ゆえ、「生活習慣を改めましょう」などと言っても目立った効果は出ない。それで、治療できないものを診断しても仕方がない、という流れになったと。 (追記)70年代から同じ名前ってのがいけないのでは、とシンドロームXとかいろいろカッコいい名前を付けて広めようとしたが、今

    メタボリックシンドロームは新たなデミングか
  • On Off and Beyond: ○と×

    この間、ロシア人の知り合い♂と話していて、「彼女関係は最近どうよ?」と聞いたら、「全然ダメ」ということなので、「ロシア人の若い女の子とかいっぱいいるんじゃないの?」と言ったところ、「ロシア人とは絶対つきあわない」ときっぱり。その理由は 「共通の母国語があると、すぐ相手の性がわかって喧嘩になり関係が長持ちしないから」 だそうです。ま、ちょっとわかる。うちのダンナと私も、「違う国で育ったんだから、お互い知り得ない、わかり合えないところがあって当然」という暗黙の了解があるゆえにうまくいってるところもあるかも。これが母国語を同じくする同じ国で育った相手だと「なんでこんなこともわかんないの?」となる。 「違う国で育った故にわかり合えないこと」の一つが「○とX」。 日人的には ○=OK、よい X=NG、だめ というのは常識ですよね?でも、アメリカ育ちのダンナにはこれが通じないんだなぁ。 そもそも、

    On Off and Beyond: ○と×