米空軍&ボーイング 空中発射レーザー・ミサイル迎撃機 AL−1A U.S.Air Force Airborne Laser AL-1A(ABL) 米空軍及び空軍研究所(AFRL)とボーイング社は、敵国より発射された戦略弾道弾ミサイル及び戦術 ミサイルから米本土及び戦域を防衛するためTMD構想(*1)(現在はBMD:Ballistic Missile Defence: 弾道ミサイル防衛システム)を導入するABL(空中発射レーザー・システム)プロジェクトを進行中で、 ABLのプラットホームとして、ボーイング社の747-400F大型貨物機をベースに改造して化学レーザー 砲を搭載したAL−1Aを開発している。湾岸戦争で移動式のスカッドミサイルの探知・発射阻止の難しさ を痛感した米軍は、発射直後のブースト段階のミサイルを早期にアウトレンジ(敵の反撃を受けない空域) で迎撃できるAL−