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2010年7月21日のブックマーク (3件)

  • アラブ世界の独裁政権が迎える転機 ありがとう、そして、さようなら JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年7月17日号) 良かれ悪しかれ、エジプトとサウジアラビアに間もなく変化が訪れる。 アラブ世界で最も重要な2つの国の運命は、どちらも年老いた独裁者の手中にある。82歳になる元空軍司令官、ホスニ・ムバラク大統領は、1981年からエジプトを統治しているが、病状が深刻であることは広く伝えられている。 サウジアラビアのアブドラ国王も即位こそ5年前だが、それ以前からアラブ世界で最も豊かなこの国の実権を握っており、今や86歳の高齢だ。2人の独裁者は遠からずこの世を去り、その時、両国には変化がもたらされる。 もしかしたら、2人は思い通りに後継者に権力を継承できるかもしれない。ムバラク大統領は息子ガマール氏の世襲のために下地を固めてきた。アブドラ国王は、今も健在の兄弟18人のうち、スルタン皇太子を継承者に指名している。スルタン皇太子は以前から健康問題を抱えているが、同族の代わり

  • nix in desertis:保守主義とは何か

    自称がつかなければ保守と名乗れないような状況は異常である。ここでは私の保守主義の定義を出すが,別にオリジナルというわけではなく,こんなことはバークが規定し,ディズレーリが実行し,マンハイムが再確認したところでしかない。これをもって私は「自称」を外すことにする。代わりに「古典的」でもつけようかと思う。 ・保守主義とは「漸進的な改革」路線である。改革を否定すればそれは事大主義となり,改革を過度に進めればそれは革新勢力となる。あえていうなれば,反原理主義と,最も急進的な改革としての(暴力)革命に対する抵抗=反革命が,保守主義にとってのほぼ唯一の理念と言える。 ・保守主義はそれ以外の特定の理想・理論を持たない。理想を掲げれば革新勢力になる。特に「平等」を掲げ理論で肉付けすれば,それは左派になる。「自由」を標榜すればそれは自由主義になるだろう。加えて,そこに宗教的論拠や民族主義を持ち込めば右派となる

  • 中国将軍:米空母反対5つの理由: 東京の郊外より・・・

    米国防省や米軍の動きを中心に安全保障の話題をフォロー。Cool Head, But Warm Heartで 19日ゲーツ国防長官が初の「米韓2+2」(21日開催)のため韓国に到着し、21-25日の間は米空母ジョージワシントンがプサンに寄港するなど、北朝鮮への「強い姿勢」を示す米韓の動向が今週の大きな関心事項です。そして、件を更に複雑にしているのが、黄海での米空母の活動に強い不快感を示している中国の動きです。 そんな中、先週人民解放軍の軍事科学院(PLA Academy of Military Sciences)の副院長?(deputy secretary general)である少将(Maj. Gen. Luo Yuan)が人民日報のネット討論会に姿を見せ、「なぜ中国が米韓共同演習、特に米空母の黄海への訪問に反対するか」に関する「5つの理由」を説明しました。 中国人の、しかも一軍人の発言を

    中国将軍:米空母反対5つの理由: 東京の郊外より・・・