・退屈で倒錯した話 - 「森美術館・会田誠展への抗議」問題についての雑感(Ohnoblog 2) 私はこの大野さんの記事の論旨に納得したクチなのだが,はてブやtwitterの反応を見るに一般的にはそうでもないらしい。どころか,抗議した側の人間から本記事は「的外れ」であるという指摘があったようだ(後述)。それでまあ自分でも見に行ったので,ぼちぼち短くぼやいておこうと思う。なお,会田誠展への抗議そのものは上記の記事からのリンクで読めるので,本件について全く知らない人はそちらからどうぞ。 メタブにも書いたが,私がこの記事への反応で一番驚いたのは「筆者の主張とは無関係に「表現の自由は擁護されるべきだ」という主張が出てくるあたり」である。言うまでもなく私も撤去には反対だが,「今回の抗議はそういう問題ではない」ということを主張したのがこの記事であったのだから,はっきりと言えば記事が読まれていないも同然