ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) アラブ連盟自身には何の力もないですが、これはひとつの大きな進展です。リビアの場合も、NATO介入を実現させた原動力は、アラブ連盟の介入容認でした。アメリカもフランスも、アラブ社会の容認という大義名分がなければ動けませんから、アラブ連盟がアサド追放と国民評議会への支持を打ち出せば、いわゆる「国際社会」が大きく動き出します。 アラブ社会はもともとひとつの強い求心力のある社会で、アラブ諸国のコンセンサスというのは、かなり大きな意味を持ちます。「外国の介入への拒否」という常に振りかざされる建前は、長い植民地支配への反感をベースとする「欧米の勝手な介入への拒否反応」であって、アラブ社会のコンセンサスというのは、非常に大きな大義名分になります。ですか
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